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おざわやの代表のブログです

》終活は高齢者だけじゃなく家族みんなで話し合おう

2023.10.02

終活を「私の後始末」と思わず、家族全員の未来の問題として家族みんなで考えよう!というブログ。



昨年末くらいから毎朝、地元の新聞に目を通すことを日課にし始めていますが、文章力はもちろん勉強になるしその話題としても現代を切り取ったものとして、社会的な認識と自分とのギャップを図るにも良い気がしています。



先週のお彼岸前に読んだのは、あの有名なタイタニック号が沈んでいるのを見つけたことでも知られる、研究者ロバート・バラード氏が率いる海洋調査船EVノーチラスが、ハワイ沖の海底5,350mでWW2当時に沈んだ旧日本海軍の空母赤城を発見したという社説。特にこの話題に興味を惹かれたのは、父方のおじいちゃんはWW2当時に職業軍人として日本海軍に従属しており、父が存命の頃に「じいちゃんは開戦前まで空母赤城に乗っていたんだぞ」と聞いていたからです。最も父なきあとに従兄弟から「あれ?戦艦長門だって聞いたよ?」と言われたぐらいだから、どちらも眉唾かもしれませんが(笑)、それでも海軍で何かの船に乗っていたのは確かなよう。




はじめ戦艦として作り始められたものの途中から空母に設計変更されたなんて知らなかった




そんな赤城が発見されたというのが主な話題かと思って読み進めると、赤城を始めとする日本艦隊は決して不利な状況で負けたわけじゃなく、「こんなところでアメリカ艦隊に待ち伏せされる訳がない」とタカを括っていて不意を突かれたことから、戦力の劣る相手にやられてしまったとか。それを元に集団心理として「思い込むことの危うさ」を書かれてありました。



確かに集団心理とか、機器的状況において「そんな訳はない」と平静を装ってしまう精神状態は、これまでの歴史の中にも多くの犠牲者を出しています。このEVノーチラスが前に発見したタイタニック号だって、こんな巨大な客船が沈む訳ないと緊急用ボートが足りなかったというし、東日本大震災の津波でも逃げ遅れた人たちが居られたと聞きます。他人の意見を聞かずに独りよがりな思い込みをしてしまうって、普段の生活でも陥りやすいことなので、日頃から広い見識を持つ意識って大切です。




【跡を濁さない終活って本当に必要なのか?】

最近よく考えるのは、猫も杓子も「終活しなきゃ!」なんて生い先のことを自分で片付けておこうとするのって、本当に必要なの?ってこと。


近年少子高齢化がますます進んで、老父婦や一人で住む高齢者が身の回りのことをきっちり片付けておこうとする終活が、高齢者としてあとに残される子供たちのためにやっておくべきことだという流れが一般的になっています。あちこちで開かれる終活講座に参加費を払って出掛け、家の本棚には終活本がたくさん積まれているお家も多いのではないでしょうか?



もちろん子供たちが相続で揉めることのないように遺言に遺しておくのも良いですが、それ以上に子供たちと一つひとつ話し合って決めるというのが大切なんじゃないかと思います。その後の暮らしを立てていくのは子供たちだし、両親への思いは親が思っている以上ということだって珍しくありません。




不安になった時は専門家という他人に相談するより、まずは子供たちに相談するべきでは?




以前、終活相談会に出たあとで「お墓じまいしたい」というお墓を見に行ったら、子供さんもお孫さんもまったくそんなことは考えていなくて、結局みんなで入れるお墓に改修したケースがありました。そして先日同業者から聞いたのは、やはりお年寄りが一人で墓じまいの依頼に来て、「子供たちにはそんな負担かけれないから」とお墓を撤去してしまった物件のこと。その後、自分の父親が入っていたお墓を勝手に墓じまいしてしまうなんて!と、何も聞いていなかった娘さんが大激怒。結局撤去したお墓はもう使い物にならないので、また新しいお墓を建て替えることになってしまったという件でした。


こうした高齢者の勝手な思い込みって、普段のコミュニケーション不足のせいなのかも知れません



弊店でお墓じまいにたずさわらせていただく場合には、できる限り「ご家族には相談しましたか?」とか「お墓のお精抜きの時は子供さんたちも呼んでくださいね」などと、とにかく高齢者のかたが単独の思い込みで動かないようにお話しするようにしています。それでも後々聞くと「慌てなくてもまだ僕たちが居るのに」と言われる子供夫婦や、兄弟やお孫さんが「お墓がなくなってしまうのは寂しい」と思われている場合も多く、やはりどこか世間の流れに慌てさせられてしまっている高齢者が多いように感じられてなりません。




高齢者はテレビの情報を鵜呑みにすることが多いように思えます




もちろんお話しを聞いてみても子供さんが遠方で家を建ててしまったとか、または一人っ子なのに結婚していないなどの理由があるお家も少なくないです。それでもやっぱりまずは子供さんや兄弟などに相談してみるとか、または専門家に相談するにも一つの方向性だけじゃなく違う方法はないのか?と聞いてみることも大切。それを持って帰って家族としての未来のことなんだからと、皆んなでこれからのことを話し合ってみるというのも大事です。


終活は高齢者だけじゃなく家族みんなの問題と思って、家族みんなで話し合って決めるようにして欲しいものです。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい

・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところが気になっている

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない

・跡継ぎのないお墓をリフォームで続けて使えるようにしたい


などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください


現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね



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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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