おざわやの代表のブログです
2012.09.01
8月最後の4日間、仕事でお世話になったことのある方から「団体旅行に欠員が出来てしまったので是非に」とのお誘いを受けて、フィリピンへ行ってきました。正直いってフィリピンという国にはあまりよくないイメージが付いて回ります。しかしどこにしても飛び込んで見なければ本質には近づけない、というのが私のモットー。二つ返事で参加を決めてしまいました。
滞在したのはSOFITEL Philippine Plaza Manila。クリントン国務長官も在任中に滞在したことがある一流ホテルとのことですが、エントランス奥が工事中だったのが残念でした。まずはホテルに着いて荷物を解き、夕食までの数時間をプールサイドで過ごしました。なぜならプールサイドは気持ち良かったこと以上に「WIFIが無料」だから。ここで飛行機内での疲れを取りつつfacebookをチェックしました。ふと見上げれば海沿いのプールサイドからは芝生越しに海が見え、リゾート気分がどんどん盛り上がっていきます。
しかし散歩がてら海に近づくと現実が目の前に。堤防に隠れていた海岸線はおびただしいゴミに埋め尽くされて海の色はこげ茶色。それでもゴミの向こうでは1人乗りの手作りっぽい手漕ぎボートで漁をするガリガリに痩せたふんどし一丁の人が。そしてその後食事をとりに街へ向えば、細い路地の奥には電気も着いていない様な場所も多く見かけ、とても1人では歩けそうにありません。ところがまたホテルに戻れば何かのレセプションパーティーがあるのか、貴族・王族のような煌びやかな服装の「ふくよかな人々」がぞくぞくと集まってくる。
この国に存在するオモテとウラとの想像以上の格差というか、落差を肌で感じました。