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おざわやの代表のブログです

》秋の東寺で1200年の時の重みを知る

2024.11.19

お墓のおざわや名東店15周年の区切りとして、研修旅行に行った京都でたまたま特別展示されていた諸々の歴史遺物に触れて、時の流れの重さを知ったというブログ。



先週金曜の、周年祭の興奮も冷めやらぬ日曜日。


岐阜県羽島市でのセミナーに出掛けたその足で、京都での元同僚たちとの会合に出席していた妻と合流するために京都へ向かいました。今回15周年となったお墓のおざわや名東店を、そして18年前に突然独立することになってしまった僕を事務方として支えてきてくれた妻を労う意味も含め、京都の本山へのお参りと事業報告も兼ねた研修に行ってきました。



5時前に羽島市の会場を出て一路薄暗く雨降る名神高速を西へ向かいましたが、さすがに日曜夕方ということで車も多くて、渋滞含めて2時間掛かってやっと京都駅前のホテルに到着。




京都タワーを間近でまじまじ見たのは初めてかも?




さすがに運転で疲れたので駅前の安いイタリアンで軽く飲みつつ食事しながら、翌朝はホテル近くを散歩してどこかでモーニングでも食べようなんて話していました。そして部屋に戻ってお風呂に入ったら、Netflix観ながらすぐバタンキュー(古っ)。



朝方、向かいの部屋の中国人ツーリスト家族の馬鹿笑いに驚きながらも、7時間たっぷりの睡眠から目覚めてスッキリ。早速身支度しながら周囲の観光ガイドを見ていると、五重塔で有名な東寺まで歩いて10分ほどだということで、軽く散歩のつもりで出掛けました。




京都の紅葉はまだ色づき始めた程度




たぶん中学校の修学旅行以来な東寺で、こちらが真言密教の本山であることを初めて知ったくらい無学な僕。ただいつも新幹線の窓から見えるこの五重塔は、京都のシンボルの一つとして認知していた程度でした。



そこで調べてみると、創建からすでに1,200年以上のこのお寺はそもそも平安京の鎮護のために建てられた後、嵯峨天皇から弘法大師に下賜されて真言密教の道場として栄えてきたそう。そしてお大師信仰と京都そのもののシンボルとして、世界文化遺産にも選ばれています。




朝一番ということで空いていたのもラッキー




そんな東寺といえばやはり一番有名なのが、国宝であり木造建築としては日本一の高さ(54.8m)の五重の塔ですよね。現在は秋の行事として夜間のライトアップもされているそうですが、実際に行ってみると普段は非公開の五重の塔の初層(一階部分)が特別公開されているとのことで、なんてラッキー!



実はこの五重塔は弘法大師空海が建築に着手したもので、実際に建てられた9世紀末以来何度も落雷などで焼け落ちていて、現在の塔はすでに5代目。それでさえ1644年に徳川家光の寄進によって建てられたものだそうですが、これまで一度も地震では倒れていません。




普段非公開の初層内部(東寺ホームページより)




そんな塔の中に入ってみると壁や柱には弘法大師などの真言宗の高僧や龍、そして曼荼羅などが色鮮やかに描かれていて、中心で塔を支える心柱の周りには阿弥陀如来など4仏像と八大菩薩像が並んでいて、まるでその空間そのものが曼荼羅世界のよう。



でも曼荼羅であれば中心に据えられるべき大日如来は居らず、実は中心の心柱そのものが大日如来として崇められているそうです。その心柱は説明員の方によれば「この心柱は中央の石の穴の上に置いてあるだけ」だそうで、実際に根元が一部スケルトンにされた窓から見ることも出来ました。


その心柱によって耐震構造となっているそうで、なるほど大日如来の御威光かも?感じます。




その境内に建っている「食堂」の前には…




まだここが修行道場として使われていた頃、修行僧たちが食事をしたという「食堂(じきどう)」も五重塔と同じ頃に建てられながら、これまで何度も火災で消失しているそうで、中には1930年に焼けてしまった国宝の四天王像が焼け残った姿のまま安置されています。



そんな食堂正面に据えられた石製の大きな香炉を見ていると、その脇には寄進者の名前として名古屋ではよく知られる「伊藤萬蔵」さんの名前があってビックリ。年代から言っても現在の食堂よりも前の、江戸時代に建て替えられた建物に寄進されたものと思われますが、丁稚奉公から一代で実業家として財を成し遂げ、その後全国の寺院に諸々寄進し続けたことで知られる地元名古屋の名士の名を、この歴史ある東寺で見るとは思いませんでした。







そんな1200年以上にも渡る様々の歴史を垣間見えて、石材店としてもとても感慨深い研修旅行になりました!





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