おざわやの代表のブログです
2019.01.28
昨日のブログでも書きましたがやっと『ミスター・ガラス』観てきました。
やっぱりM・ナイト・シャマラン監督は裏切らない!いや、良い意味で裏切ってくれますねー!
ボクがいつも映画を観たり本を読んだりするときに必ずといっていいほど参考にさせていただいてる、短パン社長ことオクノヤさんも仰ってましたが、絶対に前作『スプリット』と前々作の『アンブレイカブル』を観ないと面白くないどころか、全く意味わからないので注意してくださいね!観たことあるって方も必ずもう一回見直してくださいね!
それと前に書いたブログで『スプリット』の感想を、「どんでん返しが無い」と書きましたが、2年前の封切り時にそもそも何の繋がりも発表してなかったのに物語の終わる間際にブルースウィリス演じるダンを出演させてるのは、当時であればこれ以上無い衝撃だった!ということを、やはりオクノヤさんのブログを読んで気が付きました。お恥ずかしい!!
詳しくはネタバレになっちゃうとアレなので書けませんが、それでもやっぱり前作から今作品に繋がるネタフリもあったわけで、そんな所もシャマラン監督の真骨頂といったところ。今回もドキドキしながら観られたし、でもまだきっとどこかにあるであろう細かいフリを捜してみたい気もしています。
シャマラン監督の作品って何気なく観ているとスルーしてしまうけど、「なんとなく気持ち悪い」んですよね。それが嫌いな人もいるんじゃないかと思いますが、その「気持ち悪さ=違和感」は必ずあとで明かされる真実によって、驚くようなネタバレに変わるところが好きなんです。19年前に『アンブレイカブル』を作ったときにあとの二作品を構想していたかどうかは判りませんが、今回の『ミスター・ガラス』にはその時間の経過までを上手に取り込んであって物語の深みに変えてさえいるし、おまけに全然別の物語にさえ思えた『スプリット』もしっかりとリンクしているという周到さ。
思い返している今、「気持ち悪い」のは彼らなのか?それともいわゆる普通の人(自分も含めて)なのか?が判らなくなってしまいました。
いやー映画って本当に深いですねー。では今日はこんなところで。