おざわやの代表のブログです
2018.04.18
おはようございます。
春の雨って、なんだか優しくて気持ち良いですよねー。
樹木や農作物もぐっと若葉を出す時期で、そんな息吹が満ち溢れてくる感じ。
春野菜を身体に入れるとエネルギーが湧いてきそうで、何より美味しいし!(ビールにも合うし!)
仏教では雨を天から降る恵みという意味で「天水」っていいます。(お酒は般若湯~はんにゃとうといいます)
まさにそんな恵みをいっぱい身体に入れて、元気に過ごしましょうねー。
最近あちこちで「お墓まいりって、どうやるの?」というお話しをしてます。
でも別にお墓まいりの作法を教えているわけじゃないです。
そんなの知らないし(笑)
じゃあどんな話ししてんの?ってよく聞かれるので、これからブログでもお話していきますね。
まずお墓ってなんだ?って話しから。
イキナリ深すぎ?
世界中にはいろいろな弔い方があって、ご家族がなくなったとき様々な方法でご遺体を弔います。
日本の場合は元々、土葬といってそのまま土に埋めるのが主流でした。
なぜ土に埋めるかといえば、元々自然界の元素からお借りした身体を自然に還すため。
でも還すといったって、ヒトって執着からなかなか離れられないもの。
アナタも「今すぐ身体かえして!」なんて言われたら「はい、喜んで!」なんて言えませんよね。
だから時間をかけてゆっくりと還していくあいだ、残された家族や子孫が慰め、治め、癒していくんです。
ゆっくりってどのくらいかっていうと、土葬ならお骨が還るには100年以上かな。
でも今なら火葬にするから早くて30年、せいぜい50年ってところですね。
その間、お墓まいりを通してご先祖の気持ちを落ち着かせてあげるのが大切なんです。
自分がどうしたいか、ではなく相手の立場になればわかりやすいかな。
もしアナタがお墓の中で自然に還っていこうとしている時、お墓まいりに来た子供や孫が、
お墓にむかって心配事や悩み事を話したら?お願いばかりしてたら?面倒くさそうにしてたら?
心配になって、落ち着いて眠っているどころじゃないよね。
今度お墓まいりに行く時は、そんなことを考えながらおまいりしてみてください。
今日もありがとうございます!