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おざわやの代表のブログです

グローブボックス修理

2015.11.16

当店のカンパニーカーのCITROEN C4PICASSOは、9月末に2度目の車検を受けて走行距離は6万キロ超え。

これまでに手を入れてきたのは

 

1、ランプ類(ブレーキランプ以外はDIY)

2、ブレーキパッド(社外品で低攻撃性)&純正ディスクローター交換

3、リアエアサスペンション

4、パワーウインドウの誤作動(修理したものの治らず)

5、バッテリー交換

 

と、4番目以外はトラブルというよりは通常の整備程度の内容で、これまではまずまず快調。

パワーウインドウについても誤作動は忘れたころにたま~に起こるのを「面白おかしく眺めて」あきらめています。

今回の車検でもオイルやベルト類、フィルターを替えた位で特に問題なしでした。

そんなある日、ダッシュボード上の小物入れを開けようとして気が付いたのは、この型のC4PICASSOが必ず通るトラブルでした。

 

 

 

 

 

 

 

判りづらいとは思いますが、ダッシュボード中央にあるメーターを左右から挟むように備え付けられている小物入れの蓋の奥が跳ね上がっています。開けてみれば手前側ももれなく・・・。フランス本国ではどうかわかりませんが、日本国内ではどうやら接着が剥がれてしまうトラブルがまずほとんどの車体で起こっているらしく、インターネットの車別サイトで検索すると「たんまりと」出てきます。しかも蓋を交換すると結構な金額らしい上に、交換した蓋もいずれ剥がれるという曰くつきのトラブル。

となれば自分で何とかしよう!という訳で取り外したところこんな感じ。

 

 

 

 

 

どうも接着剤らしきものは見られず、間に挟んだスポンジを蒸着?しているのか不明ですが、日本の夏の高熱に耐え切れない樹脂素材がスルメのように縮んでしまうのが原因のようです。ネットで出てきた修理例では、市販の瞬間接着剤ではあっという間に剥がれ、強力といわれる接着剤ならなんとかといったところ。今回は当社の墓石で耐震施工をする際に使用する、特殊弾性接着剤を使用しました。これは車以上に過酷な状況に置かれる墓石に使う接着剤ですから、夏の酷暑下に置かれる車のダッシュボードでも十分に耐えうるハズ。接着面積が当社の墓石とは違って十分とはいえないのが心配の種ですが・・・。

 

 

 

 

一晩養生して接着完了。やはり接着剤の及ばない端の方は多少歪んでいますが、まあ問題ないレベルかと。

これでまた気持ちよく走れそうです!