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おざわやの代表のブログです

『英語でブッダ』からいただいた仏縁

2015.10.29

わたし自身、敬虔とはいえませんが(^^; 仏教徒です。仕事柄でしょ!といわれればそれまでなのですが、仏教の教えさえあればこの世のほとんどの問題は解決できる!と真剣に思っているくらいです。もちろん仕事上とはいえ様々な宗教儀式に出る機会が一般の方よりは多いと思いますし、もちろんお経を耳にすることも圧倒的に多いのではないでしょうか。しかし一般の方と同じように、その意味するところを理解できているかといえば・・・です。

この「仏教のわかり難さ」というのには理由があると思うのですが、ひとつには「お経」というお釈迦様の教えは“しのごの説明せずにただ唱えなさい”という考えから来るものではないでしょうか?それはお釈迦様の教えを仏弟子が解説することによって、その尊大な教えを歪めてしまうのではないか?という考えからくるらしいのですが、やはり世俗にまみれた凡夫(ぼんぷ)である我々には、「お経」からその教えを受け取ることは難しいですよね。

 

 

 

 

 

先日2回めのご縁をいただいて講演会でお話を伺った大來尚順(おおぎしょうじゅん)さんは、ハーバード大学の神学科において研究過程を学ばれた浄土真宗本願寺派の僧侶で、最近はTV番組にも出演されています。その風貌はまるで現在月9ドラマで山ピーが演じる僧侶のようにクール(言い過ぎ?)な方です。その大來さんご自身が仏教を英語で勉強された時、自国語である漢字を英語に翻訳した時に、よりしっくりと染み込んできたという体験から書かれた本が『英語でブッダ』です。例えば「空(くう)」という仏教用語を英和辞典でひくと「Emptiness」となり、「からっぽ」というイメージになってしまいます。しかし本当の意味である「固定的実態や我(が)など存在しない」というところからすれば、「Interdependence(相互依存)」の方が近く、さらに超訳して「Not Alone(ひとりではない)」とすれば「空(くう)」=寂しいのイメージが変わりませんか?こんな風に難しい仏教用語やその思想を英訳し逆に日本語の意味を深めているこの本は、眠れない夜などベッドの中で静かに読むのもオススメです。

 

当日のプログラムの関係で講演自体は約40分でほんのさわり程度になってしまいましたが、その後は替わりに参加者を交えてのディスカッションの時間が持てたことがその後のご縁に繋がっていきます。まずはファシリテートしていただいたKさんからお隣とペアになって自己紹介してくださいと言われ、たまたま隣り合ったUさんとお話しするとすぐに共通の友人が居る事が判明。そしてペア同士4人で他己紹介(ペアの相手を他に紹介する)し合ってみると、Uさんと別ペアのIさんは以前、ある映画の上映会で面識があったそうです。その映画というのが現在わたしが所属し無給で活動している「社団法人アソシア志友館」で奨めている「日本一幸せな従業員をつくる!ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦」という映画でした。この映画はとあるホテルで起こった奇跡のような出来事をドキュメントにした映画で、ほとんど自主上映だけではあるものの全国で2万人以上を動員しています。しかしまさか、まるで関係ないと思われるイベントで、そしてたまたま隣り合わせただけの3人が繋がってしまうとはまさに仏縁、まさに「空(くう)」、いや「縁起(えんぎ=Dependent Co-Arising)」でしょうか?

有り難いこの仏縁をぜひ次に繋げていきたいと思います。南無~。