おざわやの代表のブログです
2019.12.13
ボクが今住んでいる自宅は父親から受け継いだもので、それまで住んだいた小牧市から中学一年の年末に引っ越してきました。なのでちょうど40年住んでいることになります。父親は以前の小牧市に住んでいる頃から植木いじりが好きで、ツツジの盆栽を沢山育てていた事を憶えています。
名古屋に越してきてからは敷地に余裕がなくて盆栽は持ってこられなかったものの、松やモミジや藤などを植えて会社が休みの日には植木を弄っていましたが、晩年脚立に昇るのが危険な歳になってからはほとんど手を掛けられずでした。ボクは剪定なんて出来ないし、年に一度大きくなり過ぎないように刈り込むのが精一杯。特に松は刈り込む事も出来ず、出てきた芽を摘むことしか出来ませんでした。
父がまだ存命のある時、門被りの松が門柱にもたれかかってきたのを見て「もうこれ以上大きくなったらかなわんから松切らないとね」と言うと、「俺の目が黒いうちはやめてくれ」と笑いながら言った父。とは言いながらも父が亡くなってからも変わらず、年に一度芽を摘んだりしてきました。
しかしそれから4年が経って、最近門のコンクリートが割れてきたのを見つけて、流石に伐採する事に決めました。
手に負えなくなった門被りの松と枯れかかった五葉松を伐採、伸び放題だったモミジは背が高すぎるので小さく剪定する事にしました。
作業しているとその音を聞いたり、たまたま通り掛ったりしたご近所さんたちが「すっきりしますねー」なんて話し掛けてくれました。「寂しくなるねー」と声を掛けてくれるヒトもいたり、ある方は父親が脚立を建てて松葉を摘んでいた姿を見ていた想い出を話してくれたし、今年は綺麗に色づいたモミジの写真を昨日撮ったばかりというご近所さんは「このモミジは2代目で、初代のもお父さんが大事に育ててたけどコチラも綺麗に育ったね」とボクも知らなかったことを教えてくれたり。
植木って年輪の分育つだけじゃなく、その分だけ住むヒトの想い出も織り込んで育っていくんだなあって。
松の木は面倒見切れなくなったけれど、モミジや梅の木はこれからも手を掛けて大事にしていきたいと思いました。
ごめんね、そしてありがとう。
・お墓を新しく建てたい、または建て替えたいとき・お墓を少しキレイにこざっぱりしたいとき・お墓に名前を追加で彫りたいとき・壊れているお墓を直したいとき・墓地に草が生えて困る・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない・とにかくお墓で困っているとき・そんな時はまずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
お墓のおざわや
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。