おざわやの代表のブログです
2017.10.20
お知り合いにお声掛けいただいて、初めて本格的な歌舞伎を観にいきました。
ところが皆さんと観に行く予定だった日に仕事の予定が入ってしまって行けず。
1人で観にいくのも何となくなあ、と思っていたところに別のお友だちが行かれると聞いて
慌てて前日の夜にお友達に連絡、席を押さえてもらい(成瀬さん、お世話になりました)
会場となっている金山の日本特殊陶業市民会館へ。
この入り口を見ただけで何だか心躍りました
今回お席をとってくださった成瀬さんは、片岡愛之助さんをとても応援されていて
この公演中に100名ものお客さまをご紹介されているとか。
ぼくは2階の2等席をお願いしていたのですが、ど真ん中の席でとても観やすい席でした。
以前、歌舞伎の見方的なお話しで「絶対に同時解説ガイドを借りた方がいい」と聞いていたので
会場に入るとすぐに手に入れて席へ。
新城に住むお友だちが地元歌舞伎をやっているのを観たことはありましたが
やはり本物の歌舞伎役者はそこに立っているだけで独特のオーラというか、存在感がはんぱない。
そして舞台回りを支える囃子方(はやしかた)衆や小道具を運ぶ黒子、ホールスタッフに到るまで
「皆で公演を作り上げるんだ」という気合のようなものを感じられました。
そういう想いを背負っているから看板役者はよりっそう輝いているんだな、と観ながら胸が熱くなりました。
そして2幕目を見終わってロビーに出ると、別の席で観ていたお友だちから
「席が1つ空いたのでこちらに来られたら?」と願ってもないお誘いで1階席へ。
花道のすぐ脇でとっても良い席へ! ご一緒いただいた和文化コンシェルジュの皆さま
2階席も舞台全体が見渡せて良かったのですが、やはり1階席は迫力が違いますね。
役者のまなざしや細かな動きまでしっかりと見られました。
とくに3幕目は愛之助さんと壱太朗さんが所狭しと駆け回り、まさに獅子奮迅の躍動を見せる「連獅子」。
花道のすぐ脇の席で、獅子が舞台へ向うまなざしや表情には痺れました!
来春からは建て変わった御園座での公演が始まるそうで、やはり歌舞伎小屋でこの感動を味わってみたくなりました。