》AC（アニマルコミュニケーター）から考えてみる仏道

動物からのメッセージを受け取るACという能力を学んでいる友だちが、ウチの猫を練習台としてコミュニケーションを取ってもらったことから考える、この世と仏道についてブログに。

アニマルコミュニケーターという、動物からのメッセージを受け取る能力を知っていますか？

ボク自身はこの言葉自体知らなかったのですが、YouTubeで調べてみると自称アニマルコミュニケーターと言われる方が多くYouTubeチャンネルを開かれていて、見てみるとどうやら依頼を受けた方の買っているペットや死んでしまったペットとの交信までされているらしい。そんな能力って昔から人間の場合にもあって、青森では古くからご先祖のメッセージを「口寄せ」して伝える巫女さんのことを「イタコ」と呼んでいます。これは何も日本に限ったことではなく、世界中のあちこちでも同じように「シャーマニズム」として見ることが出来ます。

ただ何も見えない聴こえない人たちからすれば、何が本当で何がそうで無いのかも検証のしようがない世界ではありますよね。

シャーマニズムは太古の昔から存在しますよね

ウチの愛猫マルオが今年の３月に亡くなり、それから程なくして以前から友だちだったMさんのところの愛猫Sちゃんも悲しいことに交通事故で亡くなってしまって、なんとなくお互いに悲しみを引きずったままでいたことも知っていました。そのうちMさんはアニマルコミュニケーターという人の何人かと連絡を取り合っていたようで、そのうちの一人にSちゃんとの交信をお願いしたようで、その内容と現実とのシンクロニシティーに驚いている様子もSNSで見させていただいてました。

そのうちにMさんがそのACとしての能力を開発しようとしているらしいことも聞いていましたが、どうやらそれは学び取るものや修行などによって得る力ではなく元々持っている能力を開花させるだけのもののようで、あとは実地することでどんどん切り開くものらしいです。そんなことからSNSで繋がりのある猫好き仲間に「練習させてください！」とモニターを募集されていたので、友だちとしても猫ロス仲間としても是非！とお願いしていたんです。

猫ちゃんがこっちを見ている写真を、ということでMさんに送った写真

「練習中で自分自身にも確信持ててないから、そのくらいのつもりで」と前置きした上で伝えてくれたメッセージは、「パパさん寂しがんなって！オレはオレの仕事をやりきった。パパさんも悔いのないようやんな！って言っといてくれ！」という、まるで江戸っ子の粋なおじさん風のメッセージだったとか笑。そして時々はウチの庭や近所には出没することもあるらしいってことで、これまでも時折黒い影を感じることがあったのにも納得がいってしまいます。

先日そんなMさんに会う機会があったので、ACについて尋ねてみたところ「やっぱりまだ自分でも相手が伝えているのか、自分が勝手にそう思い込んでいるのか確信が持てない」そう。それでも相手（ペット）からそんなMさんの心情を読み取ったようなメッセージを貰うことや、映像が浮かんで見えることもあるし、街を歩いていて鳩に話しかけられたりしてとにかく楽しいってことでした。

【思えば仏教の修行や悟りだって同じようなもの】

例えばお釈迦さまは激しい修行をしたおかげで悟りを拓いたという訳ではなく、僕らがお釈迦さまと全く同じことをしても絶対に悟りなんて拓けないでしょう。それはその次元にまで意識を高めたからこそ拓けるもので、その高次にまで高めるのがまず先決。そして仏教の修行には数限りない程の段階があって、きっとそれぞれの段階でしか見えない、感じられない世界があるはず。それはまるで僕らが赤外線の光を見ることが出来ないように、そして超音波を聴けないのと同じように広がる世界の一面だと思うんです。

勿論そんなある意味の「口寄せ」でお金儲けしようなんていうのは言語道断ですが、ペットと飼い主の間でだけ感じているだけならそんなメッセージが間違いだなんて誰にも証明できないし、する必要もない。逆に生きているペットのメッセージを受け取って伝えられるのなら、体調が悪いとかを察知することもできて有り難いと思います。

マルオと僕が似てるのは「前世からも関係があって兄弟みたいなもの（マルオ談）」だとか

きっとアニマルコミュニケーションの能力ってまずはそんな世界があると信じるところからだと思うし、もしかしたら猫の周波数やハトの周波数に意識をチューニングするような感じなのかな？なんて、Mさんの話を聞きながら思いました。同じようにお釈迦さまが説かれた言葉にチューニングしつつ、それぞれの段階に応じたメッセージを受け取ることができるなら、もう少しだけ高次にも進めるのかな？なんて楽しみになりました。

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