》心を亡くすと書いて「忙しい」ですね泣

スケジュール帳にどんどんジグソーのピースが収まるように予定が埋まっていくととても効率的に思えるけど、そんな予定じゃ楽しむ余裕もなければ味わいもないんだな、と思った土曜日のこと。

お仕事をいただくのはとても有り難いし何よりなんですが、色々なところに顔を出しているので予定をいただいてスケジュールが重なりつつある今日この頃。

先日の土曜はそもそも特に予定がなくて、そこに夫婦ともに好きなバンドがいくつか集まるライブが久しぶりにあると聞いて「ちょうど空いてるからチケット取っておいて」と妻にお願いしていました。それは付き合っているころ車の中でよく聴いていたスターダストレビューというバンドが中心なイベントで、彼らの曲は若い頃ライブも聴きに行っていたくらい好きでした。そんなボーカルの根本要さんも今や65歳くらい？ですが、相変わらずハスキーなハイトーンボイスも声量も相変わらず。そこにスキマスイッチや江口洋介などがジョイントする「音市音座」という以前定期的に開かれていた小さなフェスは、コロナ禍明けに久しぶりに開催された、昭和な年代にとっては堪らない企画です。

そんなチケットを無事取れた後に午後一番のお墓の引き渡しが決まって、「少しだけ遅刻するけど、なんとか間に合うと思う」と妻に話していたら、今度は午前10時半に以前手がけたお墓への追加彫りの打ち合わせが入たものの、「これなら間に合うと思います」と返事していました。それからしばらくして「ぜひある人を紹介したいから晩ご飯を一緒にできないか？」と知人から連絡を貰って、ちょっと興味のある人物だったので「14時からのライブなら間に合うかな？」と何気なく予定を入れていました。

ところが前日になってみるとなかなかな量の雨予報が出ていて、おまけに一軒目の打ち合わせの現場は車から少し歩いたところにあるらしかったので、少しだけでも早めに始められるように連絡。それでもやはり雨の中の打ち合わせには手間取って、あまり会話もできないまま事務的な打ち合わせだけを済ませて、慌てて次の引き渡しの準備に向かいました。

それでももちろん新しく建てさせていただいたお墓での初めての儀式な開眼式ですから、たとえ雨でもご家族にとっての良い思い出にしたいもの。到着してすぐにテントを張ったり雨に濡れた墓石を拭いたり、はたまた雨の中でもスムーズに儀式ができるよう段取りを整えたりしているうちにお施主さまが到着されました。

生憎の雨を恵みの雨ととってくれるお客さまが有り難かった！

そうして始まった儀式もつつがなく終わり、引き渡しの説明やお墓参りのコツなどお伝えしてから片付けると、なんとか10分遅れ程度でライブ会場までは到着できそうで「ホッ」。でも車を運転しつつも頭の中はそんなライブへの期待感よりも、夜の会食の場所まで電車で45分だから○時頃には会場を出ないとな、なんて後の心配ばかり。結局駐車場に車を停めて会場の席に着いたのは20分ほど経過してからで、メインのスターダストレビューがすでに何曲か歌ったあと。続いては、17歳でのデビュー曲がバカ売れしたのが10年ほど前の家入レオというアーティスト、そして地元愛知出身のご存知スキマスイッチなど、トークを交えつつ2〜3曲ずつ歌うとステージをどんどん入れ替わっていきます。

そこでやっとステージのスケジュールを確認すると、なんと途中に1時間の休憩を入れつつの終了時間は19時40分とあり、次の予定を考えると途中休憩が終わる頃には出ないと間に合わない時間でした。そうして乗って行った車は妻に任せて後ろ髪をひかれつつ、電車で向かった会食のお店にはちょうど間に合ったものの、なんと会食の相手の乗るはずだった飛行機にトラブルがあって会食の時間には間に合わないというハプニング。

休憩後は「参加者みんなでヒットメドレーでメチャ良かったよー！」と喜んでた妻

【やっぱり余裕のないスケジュールには心は篭りませんね】

びっしり詰まったスケジュールを管理して、そんな予定をキチンとこなすのも確かに達成感を感じたりするものですよね。でもやっぱりギリギリの予定で動いているとそんな時間を味わうなんてもちろんできないし、一つ狂ってしまえばあとは苦しくなるばかり。

そしてそんな時に限ってタイミングも合わず不運が重なってしまうものですね。

どうせピッタリとスケジュールするならば、味わう余裕込みで予定を組まなければ勿体無いな〜！と痛感した。そんな一日でした(><)。

【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います

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