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おざわやの代表のブログです

雅楽と舞楽

2013.10.24

雅楽って聞いたことありますか?

結婚式やその他神事などではBGMのように流れていても、楽曲として向き合ったことはこれまでありませんでした。たまたま出入りしている会でもっと日本古来の文化に親しもうというが企画があり、賛同していただいた尾張旭のお寺の本堂をお借りして「古刹に響く雅楽の調べ」という催しに参加しました。

 

 

すっかり外も暗くなった本堂前の扉を開け、虫の声しか聞こえない中に雅楽の調べが境内に響き渡って何とも言えない趣がありました。雅楽は1500年ほど前から続く、今で言うオーケストラです。楽器の材料も竹などの自然からいただいた材料がほとんどですから、自然の音に馴染むのも当然ですね。

 

 

今回は雅楽に合わせて舞われる「舞楽」も披露していただけました。

面や装束などはわざわざ東京で借りていただいた貴重なもので、雅楽にのせた舞はその昔戦いでの勝利を祈ったものだそうです。何とも言えない思いが胸にこみ上げるのは、やはり日本人としての血でしょうか?

実は大陸から持ち帰られた楽器はもっと沢山有り、それはそのまま正倉院に保管されているとか。歴史の一部を垣間見えたようでもあり、感慨深いよるでした。