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おざわやの代表のブログです

》石碑のデザインには深い想いも籠められている

2025.02.07

お墓のご依頼を受けて設計する時には最大限お施主さまの希望は尊重したいところですが、”お墓というモノ”としての基本的な役目と、拝む対象としての佇まいも大切にしなければなりません。そんなお墓への弊店の向き合い方についてブログに。



新しくお墓を造らせていただく時、一番初めにご相談を受ける際に明確なご希望を持って来られるお施主さまは殆どいなくて、大体はお店に並んでいるものの中から「コレ!」と選び出すつもりの方が多いように思います。でも現在のお墓はそれぞれのお客さまに向けてオーダーメイドで造らせていただいており、お好みや墓地の条件によって細かな仕様変更を加えながら設計するため、誰にでもそのまま使えるような吊るしでお渡しできるような商品ではありません。



ですからまず初めに墓地の状況と希望の日程や雰囲気などザックリとしたご希望を伺って、そこからいくつかのデザインを提案させていただく中から取捨選択をしていただきながら、それぞれのお宅に合う設計を探りつつ完成に近づけていきます。




最もミニマムなデザインの石碑FLAT-S




ところがそうお伝えすると「じゃあこんなお墓は造れる?」とどこかの石屋さんのチラシを持って来られる方も中には居られて、”それはデザインの盗作に当たるので出来ません”とお伝えさせていただきますが、実はそんなチラシに載っているお墓があまりにも機能性や美意識のカケラもなく、それはヒドイものだったりもします。



そして実際に墓地に行って打ち合わせをする訳ですが、お墓を精神性だけではなくモノとして見ると、はじめて扱いやすさや永年に渡って使った場合の経年変化が視野に入ってきます。


決して”デザイン=奇抜さ”ではありません。




和型の墓石に機能性を絶妙に組み合わせた石碑UNIVERSAL-A




そして何よりお墓の本分として《ご家族の身体を自然にお返しする》という大前提が、石碑をデザインする上での一番の芯になるということも一般のお客さまにはまず無い視点。石碑の中心にはそれぞれのご家族に合ったサイズ感のカロートという空間が必要で、そこでお骨が土へと還るまで見守るという時間の感覚も想像がつかないと思います。



我々石屋から見るのはそんな長い時間の先にある安心感であり、”いまこの時にいかに見栄えするか?”といった、浅はかにさえ見えてしまうような虚飾ではありません。そしてそれと共に永年その前で手を合わせることになるという精神性や、それに値する佇まいも大切な条件。




江戸時代から遺る五輪塔は思わず手を合わせたくなる佇まいがあります




「私が私が」と我を張らず、”ご先祖さまのお陰さま”と感謝の想いを込めて清め護り、向き合っては”いずれ行く道”と諦めて子供たちに繋ぐ。そんな想いの籠ったお墓ならば、きっとお参りしているだけで心が整ってくるように思うのです。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい

・跡継ぎのないお墓をどうしていくか、悩んでいる                

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい

・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところが気になっている

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている                     

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない


などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください


現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね



【店舗情報】

お墓のことなら【お墓のおざわや】へ  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





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店舗の前に2台分の駐車スペースがあります


少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。

ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!


とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!