おざわやの代表のブログです
2022.05.20
Youtube上に上げられた「ファスト映画」と呼ばれる動画を見られたことありますか?
映画からの映像を無断で使って、セリフや要点を字幕にして10分程度にまとめた動画には映画の結末まで描かれていて、もちろん現在はすべて削除されています。一時期Youtubeには同じ様なファスト映画が乱立したことがあって、過去に見たことのある作品がどんなだったかな?と見てみたことがあります。それがまた見事に2時間の映画を要約してあって、監督や脚本が伝えたかったであろうポイントがしっかり掴まれていて驚きました。ボクも映画紹介のブログを書く時にはもちろん出来るだけネタバレはしない様に書くのですが、日常的なブログよりも背景を調べたりもするし、そこに好きな作品への想いを載せて書くには時間が掛かります。それを映像まで編集して字幕も載せて作るのは相当な時間をかけるんだろうし、きっと映画の内容をよほど深く読み込まなければ作れないだろうと感心したのを覚えています。
ちょっと想像していただきたいのですが、皆さんが好きな映画の中から必要ない映像をカットして10分にまとめてくださいと言われたら、どこを切ってどこを残しますか?難しいですよね?
先に言っておきますが、ファスト映画を擁護するつもりではありませんので悪しからず。笑
そんなファスト動画ってきっと誰が作っても同じではなく、編集する人が作品から何を感じたかによって変わっていたハズです。言ってみれば一つの作品と言ってもいいくらいじゃないかと思ったし、逆にファスト映画であらかたの話を知った上で本編見たら初めからもっと深く内容を読み込める様にさえ感じました。もちろんそこから収益を得ていたことは犯罪だし賠償金を支払うことになっても仕方ないことですが、それだけの編集力はもっと違う形で使うことも出来たんじゃないかと勿体無く思います。
いや、まだまだこれから生かして貰えば良いんですけどね?
それに映画会社サイドも「ファスト映画で興行収入が減った!」とだけ受け取ってるなら残念だな、とも思うのです。だって洋画の宣伝広告や邦題って、ときどき全く的外れで「本当にちゃんと映画見たの?」って思うこともあります。それくらいならファスト映画を作っていた彼らの方がしっかり映画を読み込んでるし、彼らのような人に予告を編集してもらった方が余程本編を見たくもなるんじゃないかとさえ思います。もし「提訴はするけど映画界がもっと盛り上がるために働いてくれ!」なんて太っ腹な映画会社が現れたら、これからの日本の映画界にも期待してしまうんですけどね〜。
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店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
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