おざわやの代表のブログです
2021.05.31
日本のツアーで戦い始めて10年目となる43歳のパグンサン選手は、フィリピン出身で奥さんと子供たちを本国においたまま今年も参戦中。もちろんこのコロナ禍ではフィリピンとの行き来も出来ず、ずっと単身赴任状態で寂しい中でも持ち前の明るさで転戦しています。これまで2位に入ったことは何度かあったようですが、やっと勝ち取った優勝にホールアウト後「10years、10years…」と何度も呟きながら噛み締めていた様子が胸を打ちました。
昨日の試合が行われたJFE瀬戸内海ゴルフクラブは岡山県の海沿いの埋立地に造られたコースで、海沿いの平坦な草原に作られたゴルフの原風景を見るような国内有数のリンクスコース。すぐにボールを無くしてしまうほど厳しいラフと遮るものがなく風が強く吹くことと、どこがコースなのか分からないほどまっ平なことが特徴です。以前に一度だけプレイさせていただきましたが、その特徴そのままに目標の取りづらさと距離感のシビアさにスコアを崩されてしまったことばかりを思い出します。
そんなコースで毎年行われる「ミズノオープン」がその舞台でしたが、今回はコロナ禍から普段ならいるはずのハウスキャディを使えず、契約した帯同キャディが居ない選手は電動カートを使うことができることになっていました。でもパグンサン選手は敢えてボールの近くまで行けるようにと、自分で自分のバッグを担ぎながら戦っての勝利って、プロゴルファーではもしかしたら初めてなのではないでしょうか?
プロゴルファーのバッグって試合中何が起こっても良いようにと、着替えやボールに食べ物など色々入っています。それで通常なら総重量が20キロ近くあると思いますが、43歳のパグンサン選手はこれまでの転戦の疲れを考えてバッグを軽量化。本来なら14本まで許されているクラブの本数ですが、そこから敢えて4本のアイアン(3・4・6・8番)を抜いて19度のユーティリティを入れた11本での「歩きラウンド」でした。というのも前週の試合も同じようにキャディー無しで戦い、14本のクラブが「とても重かった」ために工夫したそうです。
でも普通に考えればクラブの本数が少ないのは距離の打ち分けには不利な条件で、しかもそれがプロの試合ならば致命傷とも言えるもの。敢えてそれを選んだ彼は短い番手で足りない距離を低い球筋で運んだり、長い番手の距離は風にぶつけて抑えるなどの技術で補いつつ攻めて凌ぎました。しかもテレビの画面から見る彼はそれを苦にもせず、鼻歌混じりでクラブを担いで歩いていたのも印象的。もしかしたらこんな状況を一番楽しんでいるんじゃ?と思わせるような姿でしたが、それと同時にヒトって「これしかない」という状況でこそ実力を全て出し切れるのでは?と感じさせる戦いぶりからの優勝でした。
先週のミケルソン選手のメジャー優勝ももちろんでしたが、43歳での日本での初優勝というのも一際嬉しいと思います。そしてボクもフィリピン人のお友達が何人かいますが、本当に家族想いな彼らにとって孤独に耐えながらの10年って、ボクらが思うより何十倍も辛かったはずです。そんな思いも詰まった優勝スピーチを見ていて胸が熱くなるのと共に、「やっぱりゴルフって良いよなあ」と再確認させてもらいました。
パグンサン選手、本当におめでとうございました!
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