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おざわやの代表のブログです

》思わず出来た時間を活かせば映画から学びを得られる

2022.09.15

月曜から思わず流行り病に罹ってしまいましたが、療養期間中だってボーっとしてちゃ勿体無い。そんな風に楽しむ気持ちがあれば幾らでも学べるよ〜というブログ。



月曜に37.7度まで上がった体温は上がったり下がったりしながら、火曜には最高38.5度にもなってキツかった。でも昨日は37度前後を行ったり来たりで随分楽になり、今朝の体温はそれまでの平熱に近い35.9度でした。先月罹った妻も息子も同じでしたが、どうやら今回のcorvid-19(BA.5)はまず3日で発熱期は終わって再発しなければ終わるようです。先月は濃厚接触者だったボクは、発症から5日間の自主隔離が必要でしたが、今回は同居家族でも3日経過後に抗原キットでの陰性判定さえ出来れば隔離解除できるようです。てことは発症から3日後が感染拡大時期で、その後はウイルスの拡散も減るってことなんでしょうね。ちなみに感染者本人も5日後に抗原キットで陰性なら療養期間終了だそうです。



もちろん感染リスクのある方では違うでしょうが、これだけ管理できるようになってるなら普通の風邪やインフルエンザよりもよほどタチが良いウイルスになってる気がするんですが、素人の浅はかな考えでしょうか?







【療養期間中だからってただ寝てるだけじゃ勿体無い】

確かに熱が上がった時はダルさハンパ無いし布団の上で休んではいますが、ただ首や背中の痛さに文句言ってても仕方ない笑。それよりもこのたっぷりある時間を活かして、興味のあった歴史的な出来事について描かれた映画を続けて観ようと思いました。


そのテーマはヒトラー。



ヒトラーといえば知らぬ人の居ない(Z世代は知らないかも…)、第二次世界大戦時にナチスドイツ軍を率いたナチス党総統であり、アウシュビッツでのユダヤ人大量虐殺を指示したであろう張本人。戦中の一時はヨーロッパのほとんどを制圧し、当時のソビエト連邦でさえも大半の地域をナチスドイツ軍に支配されていて、今ウクライナを責め立てているプーチンさんもこの時とばかりに当時の憂さ晴らし?報復?をしているようにも感じます。


今回まず観たのは、そんなヒトラーがどうやって第一次大戦で敗戦国だったドイツの士気を高めて、ナチスドイツを繁栄に結び付けたのかを知るための、若き日のヒトラーを描いた作品。







この作品で初めて知ったのはアドルフ・ヒトラー自身の出自。


もともとは画家として成功したくてウィーンの芸術大学を目指していたものの3浪。その間にスネて(笑)別の生きる道を探そうとする中で志したのが政治家だったという話。描かれていたのは、もともと政治家なんて頭になかったけど、才能あるオレを落とした大学教授たち、いやそもそもユダヤ人たちが堂々と住んでいるような政治が悪いんだ!とでも言いたげな自意識過剰で自己愛に満ちた素振りのヒトラー。


あれ?ヒトラーって、まさかの厨二病じゃないの?って笑



ただしこの作品は史実に忠実ではなく、ヒトラーの著書「我が闘争」を題材にして若き日のヒトラーを描いた戯曲を元にしたストーリーで、いわば劇の脚本なので誇張した表現もあるようです。でも大学を諦めて食うに困って絵葉書を書いてたのは本当のようだし、その頃急に政治家への野望を描き始めたのも事実で、その後は聖書の街頭販売の手法を真似して演説のコツを得ていきます。そして自分の得意なこと(反ユダヤ)を訴え、民衆の欲しがるものを差し出して(ゲルマン主義や現状への不満)巻き込んでいくという、いわば現代の「インフルエンサー」を作り出す手法で、どんどん取り巻きを増やしながらドイツへ向かっていきます。


まさかヒトラーがこんな人だったのかと驚いたし、そんなヒトラーがどうしてあそこまで強大な独裁国家を築けたのか?とさらに不思議にも感じます。




次に見たのは途中はすっ飛ばして、ナチスドイツ敗戦間近の最後の12日間を、当時ヒトラーの秘書をしていたトラウデル嬢の目線で描いたストーリー、『ヒトラー 〜最後の12日間〜』。







第二次世界大戦末期のベルリンをソビエト軍が直接攻撃し始めたことに驚くヒトラー。


当然周囲の幹部は戦況が良くないことなど重々承知なのだろうけど、そんな戦況をヒトラーに進言するものはおらず。例えしていたとしても、ヒトラーの逆鱗に触れてしまって飛ばされるくらいがいいところだと、何も伝わっていなかったようです。それどころかどんどんソビエト軍が攻め込んできてるのに、幹部たちは総統府でパーティーを開いて飲んでは踊るような体たらく。ヒトラーは周囲を取り巻きに囲まれたことで現実が見えなくなり、「裸の王様」になってしまっていたことが見て取れます。



そして普段の生活ではトラウデルたちに優しいヒトラーと、冷徹で情け容赦のない《ヒトラー総統》としての二面性も「若き日のヒトラー」にも現れていた、「自己愛」と「愛されたいという欲求」がそのままにヒトラーの中にあったようにも感じました。そこまで幾つもあったであろう分岐点も、インフルエンサー戦略に踊った党員や親派たちによって、ナチスドイツはいつしか誰にも制御の出来ない怪物になってしまっていたのではないでしょうか?


それを受けて次に観たのは『顔のないヒトラーたち』







第二次世界大戦の終結後10年以上経ったドイツが舞台。


新人検事としてフランクフルト地方検察庁に勤めていたヨハン・ラドマンは、たまたま元ナチスドイツの親衛隊員が身分を偽って教師をしていることを知り、彼の罷免を要求しますが状況は変わらず。ジャーナリストのトーマスと共にそんな状況を変えようと調べていくうちに、当時経済復興して明るくなった筈のドイツが抱える闇に気づいていき、全てを曝け出すための「アウシュビッツ裁判」を開くまでのストーリー。



ヨハン本人も含めて、戦後復興に沸いていたドイツの若者にはアウシュビッツで行われていたことの真実は伝わっておらず、証言を集めていくうちにその闇の深さに飲み込まれていくヨハン。自分の父親も含めて「顔のないヒトラーたち」がどこにでも居ることに気づいて、自分だって当事者だと裁判自体を諦めようとします。そんなヨハンを上司であり、自らもユダヤ人として迫害された過去を持っている検事総長から「これは迷宮だ。自分を見失うな。」と支えられて進めた裁判によって、その後ドイツ全体に蔓延ったナチスドイツの影の排除に繋げていきます。




【過去を知ることは今を、そして未来を知ること】

歴史の教科書を見ていたって年号と出来事しか頭に入らず、そんな記憶は残りませんよね。


でも当事者たちの目線で描かれた映画を観ることで、当時の世相や歴史のつながりまで理解するとやっと見えてくるものがあります。すべての出来事には因果関係があり、歴史は必ず繰り返すということ。そうして作られた現在を考えると、この先に来る未来にまで想いを馳せることが出来ます。そのための教材としての映画って、今やおうちに居てもネット配信でどれだけでも見ることが出来るし、そんな情報だっていくらでも手に入ります。



逆に知ろうとしないのは自己責任、とまで言われてしまうような世の中がすでに来ているような気がします。他にもナチスドイツとイギリスの戦いを描いた『ダンケルク』と『ウィンストン・チャーチル』など、戦争を政治と戦場の両面から見ることのできるような作品も多くて、続けて観るととても興味深いです。



ぜひ時間がある時に、そんな視点で自らの歴史認識を再構築してみてはいかがでしょうか?





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