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おざわやの代表のブログです

》自分の人生に重ねてみるという映画の楽しみ方もあります

2022.04.12

若い頃に熱狂して観た映画のその後を知ると、自分の人生まで色々な感情がオーバーラップして感じ入るものがあります、というブログ。



最近の映画界の流行りは先日から配信が始まった『DUNE』や『ウエストサイド・ストーリー』のように、昔上映された名作をリメイクしたものがあります。1960年に公開された『ウエストサイド物語』は当時話題となってアカデミー賞10冠を記録しましたが、当時助演女優賞を獲ったアニタ役のリタ・モレノさんは昨年公開の当作にも出演して、さらには今作でもアニタ役のアリアナ・デボーズさんが助演女優賞を獲るという、滅多にない離れ業も記録されましたね。確かに当時はなかった技術や音響を取り入れつつ時代背景を変えないというのは面白味もありますが、歴史に残る名作のリメイクの難しさもあったように思えました。



それに比べて昔からよくある続編モノだと、『ダイハード』シリーズや『ロッキー』などは時系列に関係なくどんどん話を続けて飽きられるまで続けていった感がありましたが、さすがにどの作品も主役が歳をとり過ぎて幕を引かれていきました。







そんな作品の続けかた以外に、時代の移り変わりをそのまま作品の世界観に取り込む《アフターストーリー》というのも最近ちょくちょく見られますが、そんな作品を共に生きた時代として重ね合わせるという見かたも面白く感じられます。




【『トロン』と『ゴーストバスターズ』という時代を物語る作品のその後】

先日配信で初めて観た『トロン・レガシー(2010年)』は1982年に公開された『トロン』のその後を描いたストーリーです。1982年といえばボク自身15歳で、当時はゲームセンターが大流行していた頃。初めてコンピューターグラフィックが映画に導入されたということで話題になったし、まるでビデオゲームの中に飛び込んだような没入感に驚いた記憶があります。そんな前作でアニメーションを担当したのはティム・バートンで、ここから『バットマン』や『シザーハンズ』など様々な話題作の監督や制作に関わっていったという意味では、映画界にデビューしていったきっかけとも言える作品です。



2010年の作品では前作の主役ケヴィン・フリン(両作ともジェフ・ブリッジス)とその息子のサム・フリンが、再びそんなコンピューターの世界で新たな敵と、力を合わせて共に戦うというストーリー。当時そんな未来を夢見たような世界は30年後の公開当時ももちろんですが、40年経った今でもまだメタバース程度が良いところで、いまだ映画の世界には追いついていません。







でもこんなアフターストーリーを見ると若かりし頃の思い出や懐かしさと共に、その間に技術革新を遂げたコンピューターや映像処理技術などの素晴らしさも感じます。それでも何故だか「古臭さ」感を感じてしまったのは、やはりこの作品が作られた2010年から現在までの12年に進んできたスマホやSNSが描かれていないせいなのかも知れません。そう考えると、前作の方向性以上に世界が違う方向に進んでしまった今を生きているんだなあと、違った意味で感慨深く感じてしまいます。



そして今年公開されたそんなアフターストーリーは、その名もまさに『ゴーストバスターズ・アフターライフ』。


『トロン』の2年後に公開された第1作目はニューヨークを襲うゴーストを退治する科学者たちを描いたSF作品ですが、ストーリーの面白さやコメディ要素に加えて大きく躍進したCGの技術によって描かれたスリラー的なゴーストの怖さから大ヒット。その5年後に続編として『ゴーストバスターズ2』も製作され、またそこからの続編も作られる予定でしたが、脚本とイゴン・スペングラー博士役を担当していたハロルド・レイミスさんが病死したことから頓挫していました。







2作目から30年以上あとの現代を描いた当作では、都会の困窮生活から逃れるように田舎の祖父宅に移り住んだシングルマザーの娘キャリーと孫の三人が、その田舎町を襲う不気味な出来事と祖父の意志を継いで活躍する姿が描かれています。この作品で描かれるキャリーはイゴン・スペングラー博士の娘という設定ですが、父親がゴーストバスターズとして活躍していたことは知らず、ただの変人としか意識していない様子。孫娘のフィービー(マッケンナ・グレイス)は祖父のことは何も知らないものの、その頭脳明晰さは祖父譲りで同級生たちからは変わり者とみられて学校も休みがち。アパートを追われて仕方なく行った祖父宅で、床下の仕掛けと地下に隠された研究室を見つけたことから、祖父が過去にニューヨークを救った「ゴーストバスターズ」であったことを知ります。そこから祖父がゴーストの復活を止めていた事実を知りつつ「鍵の神」と「門の神」を離してしまったことから、再び世界を襲おうとするゴーストと闘うストーリーです。



『トロン』と同じように、今となっては再び姿を現すゴーストたちもコミカルで若干古くさえ感じてしまうものの、ゴーストを退治するマシンや車などそのレトロ感をそのままに込めたことが逆に好印象。そしてこの作品には第1作から出演している博士たちも出演していることから、祖父の意志を継いだことへの涙を誘うような展開もある、笑いあり涙ありの素敵な作品となっていました。なによりフィービーを演じたマッケンナ・グレイスは現在15歳ながらすでに多くの作品に出演していて、『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』での幼少期のトーニャ・ハーディング役や大好きな映画『ギフテッド』でも主演のメアリー役を10歳で見事に演じているほどで、ベテランと言っても過言じゃない彼女の演技には目を見張ります。昔懐かしい配役と今をときめく新鋭たちが一緒になって描く懐かしいストーリーが、まるで自分の子供たちを観ているような感覚で見れられて余計に胸に染みるように感じます。




『アベンジャーズ』シリーズのようにやたらに拡がってしまうストーリーもある程度までは楽しめますが、全部理解しないと楽しめないのも少し疲れますよね。それからすると昔懐かしい冒険活劇的に力を抜いて見られる、こんな映画の楽しみを再確認できるのも《アフターストーリー》の楽しさなのかも知れませんね!





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