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》弘法大師御誕生から1250年経った今はどんな時代なんだろうか

2023.05.19

歴史は後になって検証した時にやっと全体像が見えてくるもの。現代って一体どんな時代だったと総括されるんでしょうね?という徒然なブログです。



時代の変化って、後から思えば「あの頃は良かった」なんてノスタルジーを感じてしまうことが多いものです。


過去のある一定の時期を輝かしく感じたり、真新しい奇抜なものより目に優しい懐かしい風味のものを選んでしまうことを「懐古主義」とか「ノスタルジー普遍の法則」なんて言ったりしますが、時代による変化はその当時よりも後で評価されるものです。例えば様々な文化が生まれ、華やかな時代と言われる1920年台のパリでは夜毎カフェやパーティーなどにダリやピカソ、ゴーギャンにマティスなどが集い、アーネスト・ヘミングウェイやスコット・フィッツジェラルドなどそうそうたるメンバーが語り合うサロンがあったとか。



そして同じ様な時期にアインシュタインは「一般相対性理論」を発表していますが、全く同時期に「量子物理学」の基本的な考え方が生み出されていて、今ではアインシュタインなどの時代の物理学は「古典物理学」と呼ばれてしまっています。そんな時代を生きた彼らはまさか自分の書いている絵が後の世でこれほどの価格になっているとは思っていなかっただろうし、最新の理論がのちに古典と呼ばれるなんて思っても見ないかも知れません。




そんな時代を懐古主義をテーマに描いてアカデミーを受賞した映画作品




そんな時代にタイムスリップする懐古主義の男を描いて、アカデミー脚本賞を受賞したウッディー・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』ではそんな黄金期のパリにタイムスリップしたものの、そんな時代を生きていた人は更に昔を懐かしんでいるといった矛盾を描いています。


いつの時代も過去は美しく思えてしまうものってことでしょうか。




【高野山では弘法大師ご誕生から1250年の記念法要が行われているそうです】

もちろん「1250年前は良かったよね〜」なんて言うつもりはありませんが(笑)、思えば約2500年ほど前にお釈迦さまが悟りを拓いたことから始まった仏教の歴史で考えると、半分くらいの折り返しのこの時期にお大師さまが密教学を日本に伝えたことも何かの区切りだったのではないか?なんて思えてしまいます。



そして1270年前には中国の仏教僧の鑑真和上が、10年にも渡る6回目の渡海でやっと日本に渡って来られたのもやはり同じ様なこの時期で、何かこの時代に因縁の様なものを感じてしまいます。鑑真和上は日本の仏教僧たちが修行後、戒律を守ることを正式に認めるための儀式(授戒)を授けるために、危険な航海に6回も挑戦した末に失明してしまったと言われています。




日本に帰化して唐招提寺を開いた鑑真と、唐で3年修行して密教を学んで真言密教を開いた弘法大師空海




その頃からまた1250年という時間を経た現代は、後の世からはどんな時代と思われるんでしょうね?


占星学では200年間の風の時代に入ったといわれ、前回の風の時代には産業革命が起こってます。そんなここ数年には歴史的な感染禍も起こったし、AIの急速な発展などの変化がすでに押し寄せています。そんなことは後の世の人たちが考えればいいことだけど、今の世を生きるボクらは続く後の時代をデザインしているんだということを意識してみると、先人たちからの智慧をより良い形にして後にも送れるのかなあなんて思ったり。



そんなためにはやはり仏教の基本的な思想である「利他の精神」で生きること、そして今や過去に執着することなく戴いたものを順送りにするだけの命を生きることが大事なのかなあと。そして鑑真和上が命さえ賭けて渡海されたように、そんな考え方を次の世に送れたら何よりじゃないかと思います。





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