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》極端に偏らずにどちらにも振る舞える真ん中がいい

2023.04.06

お世話になっているお坊さまのお話で伺った「常見(じょうけん)と断見(だんけん)」という仏教の言葉から思う、中道(ちゅうどう)と量子の振る舞いとの相似点についてのブログ。



先日お仕事の打ち合わせに伺った寺院さまで久しぶりにご住職とゆっくりとお話しさせていただく時間をいただき、その中で興味深い法話を聴かせていただきました。


それはご住職自信が最近特に大切にしたいと思われている、「先祖供養がなぜ大事なのか?」という檀信徒さまへの説明の仕かただそうで、他の若いご住職たちともよくディスカッションされているそうです。それは主に先祖からの繋がりとお釈迦さまの啓かれた仏道への「縦の道」と、この世での心の置き方や人との関係性という「横の広がり」のお話で、その中でも初めて聞いた仏教用語の「常見(じょうけん)と断見(だんけん)」という言葉を興味深く聴かせていただきました。



まず「常見」とはこの世や我々の魂(自我)は途切れることなく永遠に続くものとする見方のことで、何もしなくてもまた生まれ変わって続いていくと思う生き方のこと。確かに仏教では輪廻転生といって、この世を去ってもまた別の生を得て仏道を歩んでいくという考えはあります。でも何もしなくてもというのは間違い(邪見(じゃけん:間違った見方)で、正しい道(八正道)を進まなければ輪廻の繋がりから転がり落ちて、餓鬼畜生道に落ちてしまうと言われています。




葉(教え)が無ければ蕾(仏性)は付かないから花は咲かない




そして「断見」というのは、ヒトはこの世に生まれたら死んでしまえばそれまでで、死後も生まれ変わりもないという見方。死ぬまで好きなことをやって生きなければ損であり善業など施しても意味はないし、悪行をなしたとしても因果応報も来ないという誤った考えです。仏教ではこの世で積む善徳が次の生まれ変わりに積み上げられて、魂はステップアップしていくと言われています。でもあの世(天上界)にいるご先祖さまはこの世ほど徳を積むことが出来ないから、その分を積み上げるよう施すのが法事の役割であり、そんな繋がりこそが先祖供養だそうです。



そしてもしご先祖の中に餓鬼畜生道や地獄道(じごくどう)に落ちてしまった方が居るのならば、自分では輪廻には戻れないそんな先祖を掬い上げるのがお盆などに行う「施餓鬼法要(せがきほうよう)の役目。そうして支えて支えられてこそ今の自分があるんだ、と知るのが「中道(ちゅうどう)」であり、永遠はなく途切れることもないという仏教の本質的な捉え方。




そして何より泥(人間界)がなければ美しいハスの花(悟り)は咲かない




そんな元はご先祖どころか人類が生まれた30〜50万年前であり生命の生まれた35億年前、さらにはビッグバンによってこの宇宙が誕生したと言われる138億年前から弛まなく続く、歴史の繋がりによって生かされている今の命のはず。そんな本質的なことを伝えずに、ただやれ法事だお布施だと言っても何も伝わらないという反省を込めて、これからはもっとわかりやすく伝えていこうと思っているとご住職は言われました。



不常不断であり不苦不楽。そして有・無さえ離れて、偏らずに中道を行くという仏道のお話を聞いていて思い出したのは、量子物理学でいう量子の振る舞いの話。



電子や光子など、この世の物質の一番小さな粒である「量子(りょうし)」って普段はぼんやりとした雲のような状態でしかなく、観測しようとするとやっと粒子状の振る舞いをしたり、時には電波や音波のような波の振る舞いを見せるんだそうです。そんな振る舞いを利用するのが量子コンピューターだし、我々の脳だってそんな振る舞いを利用しているらしい。そしてそんな量子物理学であれば、これまでの古典物理学では解き明かせなかった謎だって易々と説明できるそうです。




大日如来の立体曼荼羅はこの宇宙全てを表すもの




それどころか今我々の意識という存在さえこの量子物理学が解き明かそうとしているようで、この世の真理を指し示すという仏教との相似性にも興味が湧いてワクワクしてしまいます。





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