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》主人公は進んで脱落すべき!?

2022.11.23

「諦める」「内証」「冗談」など普段使う言葉の中には仏教からくる言葉がよく使われます。そんな中から「主人公」と「脱落」という禅語を解説するブログです。



僕らが使う言葉の中には仏教経典や仏語として使われている言葉が、そのままではなく違う意味になって使ってしまっていることが多くあります。よく知られているのは「諦める」という言葉で、一般的には目標などをあきらめるというようなマイナスの意味に取られることが多いですが、仏教用語としては物事を見極めるという意味で「明らかに締めうる」と使います。他にもナイショ話というように使われる「内証」や笑い話のことを指す「冗談」だってそう。とても沢山の言葉が一般的に使われています。



一般的には【主人公】というと舞台やドラマの主役のことを指しますが、元々は禅語として使われているもので、座禅を組んで瞑想していたある高僧が自分自身に「主人公!」と呼びかけて、「起きてるか?」「人に騙されるなよ!」などと自らに問いかけていたことからくるそうです。これだけを聞くと何だか吉本新喜劇の1シーンで一人ボケツッコミをしているような姿が思い浮かんでしまいますが、もちろんしっかりと意味のある修行です。




いらっしゃませ!ごめんくさい、もひとつ臭〜い笑


そして対してもう一つ、似たような言葉に【脱落】というのがあります。


こちらもその言葉だけ聞くと優勝争いから脱落とか、落伍者というようなマイナスのイメージが思い浮かびますが、実際には瞑想などをしているときに「我(が)を忘れる」という時に使う言葉です。でも先ほどは自分自身に「主人公!」と問いかけたのに、今度は「我を忘れる」なんて言われると「忘れるのか思い出すのかどっち???」なんて思ってしまいそうですね。




【自我を脱ぎ捨てて自己をしっかりと取り戻すこと】

仏教で言うところの「自我」と言うのは、この世での欲望や感情といった修行の邪魔になってしまうもの。欲望や感情は自分自身から生まれるものであっても、それ単体によって意識が振り回されてしまうものです。そういったものを一切取り去ったところにある「自己=主人公」をしっかりと保って、感情や欲望をコントロールすることによってブレない意識を持つ。それがこの二つの言葉の意味するところです。



そうして考えると我々凡人って、「解っちゃいるけど辞められない♪」といったような《一人ボケツッコミ》をしながら生きているようなものですよね。もっと言ってしまえば自我ばかりが前に出て、しっかりと善悪をわきまえた「主人公」をどこかへやってしまった様な人だっています。でも意外と人間臭さや愛らしさって、こんな風な「自我」に感じてしまうことも多い気がします。







それから考えると誰しもいつかはこの世を去るわけですが、そんな時にはそれまでの身体から「魂=自己」が抜け出してあの世へ旅立ち、この世に身体と共に残されるのが「自我=感情や欲望」ともいえますね。



するとお墓に入っているのはあくまで人間臭くて愛らしいご先祖で、そんな存在がおちゃらけてしまわないように収めるのがお墓の役目。それを見守るのが子孫の我々とすれば、お墓の前ではやっぱり楽しげに笑っている方が、ご先祖は安心して休んでもらえるかも?なんて思ったりもします。





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