おざわやの代表のブログです
2023.12.04
「先祖のためのお墓」とか「亡くなった親のためにお墓を作る」なんてよく言われますが、何だかどこか他人ごとに聞こえてしまいます。でもお墓というものの本質から考えればご先祖と子孫の間にあるものがお墓であり、それはDNAの繋がりから考えると理解し易いように思えます。仏教的にいえば我々の魂は仏様の世界からやって来て、この世に生まれる時に新たな命に宿ります。そんな命は両親から貰った遺伝子で設計され、両親の血肉を分けて作られた身体を借りて生まれるもの。そしてそんな両親だって、そのまた両親から頂いた遺伝子と血肉から作られたんだし、そんなDNAの繋がりは今この時まで一度も途切れたことのない流れなはずです。
例えばボクが亡くなった時にはお骨を我が家のお墓に納めれば、それまでに父系の先祖から貰ったDNAだけではなく母の家系からのDNAまでもがボクのお骨と共にお墓に入ることになります。その時ボクは以前に納骨してある両親のお骨のDNAと再び出会うわけで、頂いた血肉とDNAをそこで両親にお返ししつつ、一緒に自然に還っていくことになります。
そう考えればお墓に入るのって、来た道にまた戻るだけともいえますよね。
そうして妻が入る時がくれば、我が家のお墓には妻のご両親両方からのDNAまでが入ることになって、その全部を合わせたDNAはボクら夫婦の子供とまったく同じはず。つまり今度はいずれ子供が戻る場所を作ってあげているということにもなります。そんな代々弛まず続く生命の営みを感じられる場所がお墓であり、生きていく中でどんなに辛くて悲しくともそこには自分の根があると感じられる。
いつだって一人じゃないと思える、そんな場所こそがお墓だと思います。
最近では「こんな負担は子供たちに負わせられない」なんて聞くこともあって、その度にお墓を負担としてしか感じられてこなかったことが残念だし、それだからと安易にお墓仕舞いしてしまうご家庭もあることに心が痛みます。ご先祖からいただいたものをそのままご先祖に返し、一緒に自然に還っていく場所として子孫が護り続けていく中で、その前で手を合わせるだけでも心が落ち着いて原点に立ち返ることができる。そんな場所を子孫のために残すのがお墓であり、それは負担なんかじゃなく救いではないかと思うのです。
こんな風に子孫の笑顔見たら嬉しくて泣いちゃうかも?
だからこそボクらのような親が子供たちやご先祖に対して出来ることは、ご先祖と出会える場所としてのお墓を子供たちに引き継いでいくことしかない。そしてどんな風に引き継ぐかといえば、家族みんなでお墓に出掛けて和気藹々とお墓参りをすること。その時の主役はけっしておじいちゃんやおばあちゃんではなく、お父さんとお母さんでもない。子供たちがご先祖さまの存在を感じて安心できるよう、見守ってあげる事だけなんです。それには子供たちが小さな手でお墓に水を掛けて、笑顔でその手を合わせてお参りするだけで充分。
どんなに素晴らしいお供え物よりも、それ以上の先祖供養は無いと思うのです。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
・跡継ぎのないお墓をリフォームで続けて使えるようにしたい
などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
アクセス
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!