おざわやの代表のブログです
2021.08.15
先日エクスマ主宰の藤村先生(スコット)に招いていただいて話したclubhouseを聴いて、他の方からもお墓についての質問がしたいという嬉しい反応をいただきました。そこで3日後に再び行われたエクスマのclubhouseの前に「お墓の質問会【お墓まいり大好き!全員集合!】」を開いて、さまざまな方たちからご質問をいただきました。
いきなり「お墓を遠くの田舎から移してきたんですが何か気をつけた方がいいですか?」なんて深い質問をいただいたりして、やっぱりお墓に対しての色々な疑問を抱えている人たちが多いことを実感します。そんな中でいただいた質問の中にちょうどお盆に関してのものがあって、しかも同じ質問を、昨日ウチの仏壇の棚経に来てくれた姉まで「ちょっとおしえて!」と聞いてきた質問があります。
今日のブログはそんな質問をボクなりにお答えします。
これは「13日に迎え火を焚いてご先祖を仏壇に迎えている間はお墓には誰も居ないからお参りしてもしょうがないんじゃないの?」という質問でした。確かにご先祖がうちに帰ってきてる間、お墓に誰も居ないのならお参りする意味がないように思えますよね。でもそんな心配はまったく無用で、それはお墓が存在する意義にも関わる問題なのでかえってとても大切なことなんです。
まずはお盆に先祖が帰ってくるということを考えてみましょう。
ご先祖を迎えようとする時に皆さんがされるのは「迎え火」ですよね。これは松明(たいまつ)などを燃やして、その煙をたどって空の上の「あの世(=お浄土)」にいる先祖が帰ってくるというお盆の行事です。そんなから帰ってくるご先祖というのは仏様の元で修行している方たちです。仏教ではお浄土に行けば何もせずお気楽に過ごせるかといえばそんな事はなくて、お釈迦さまのあとを追っていつか覚りの境地に辿り着けるように修行し続けています。そしてボクらがお盆施餓鬼(せがき)法要に手を合わせるのは、手を合わせることによって得られる功徳をそんなご先祖の成道(じょうどう:覚りに近づくこと)のためや、地獄に落ちて苦しむ先祖を救うために振り替えて下さい、という願いを込めるものです。
ではその間のお墓はどうなんでしょうか?
そもそもお墓に収められているのはご先祖の魂ではなく、あくまでご先祖がこの世に生きていた時の身体と、その身体と魂を結びつけていた「魄(はく)」です。そんな魂魄思想(こんぱくしそう)について書いたブログはコチラですが、お墓まいりでは自然からお借りした身体をお返しすることと、その身体と魂を結びつけていた魄を鎮めるのが目的なんです。という事でおウチに帰ってきているご先祖の魂とお墓に納まっているのとは別モノってことで、いつも通りお墓まいりに行っても大丈夫なんです。
ウチはもちろん13日に迎えて16日に送りに行くまでお墓まいりに行きませんが、姉はこのお盆にお墓まいりに行くのは昨日が初めて。先日受けた質問でも、やはり親類や本家のお墓をお参りしても意味があるのか?というものでしたが、やはり皆さんお墓と仏壇の違いを意識できていないのかもしれませんね。そんなことを感じられるのも皆さんからの疑問を、こんな気楽な形で引き出すことが出来る場を作ってこそですよね。本来であればそんな質問はお坊さまにするべきなのでしょうが、皆さん同じように「聞きづらい」と言われます。そんなことからももっとお墓まいりを大切に思っていただけるように、このclubhouseもですが、ハカバーや各SNSでの発信をどんどん続けていきたいと思っています。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れていて直したい
・墓地に草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない
他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。