おざわやの代表のブログです
2020.06.24
最近意欲的に作品を製作しているNetflix(ネットフリックス)が配給したオリジナルの作品は、舞台監督の夫チャーリー(アダム・ドライバー)と女優の妻ニコール(スカーレット・ヨハンソン)が生活のズレから気持ちが離れ、離婚協議に入るところから始まるストーリー。とは言っても劇的な展開がある訳ではなく、弁護士を間に入れつつもあくまで淡々と進む様がかえって現実味を感じます。
そしてアダムとスカヨハの2人ともがとても自然で、まるで素の2人を見ているようです。もちろん演技だろうけど、今まで見た中で一番好きな二人のキャラクターと言えます。
小さな劇団を率いて舞台監督をしているチャーリーと女優のニコールは、8歳の息子ヘンリーと共にNYで暮らしていました。テレビドラマの主演の仕事が入ったためヘンリーと一緒に母親の住むLAに移り住んだニコールは、生活や気持ちのズレからチャーリーとの離婚調停を専門にする敏腕弁護士のノラ・ファンショーに依頼。NYでの仕事に没頭したいチャーリーは調停に応じるつもりはなく、大物弁護士に相談すると「とことん覚悟した方がいい」と言われたものの気乗りせず。結局返答の期限に迫られて頼んだ弁護士話し合うものの上手くいかず裁判に臨むことになり、次第に周囲を巻き込んだ泥沼の争いになっていきます。
決してドラマティックではない「日常劇」を互いの目線から描き出しつつ、その不条理さに悩んだり苦しんだりするアダムとスカヨハ。舞台監督と女優という、それぞれの仕事に近い役柄であることと、実生活でも2人共が離婚に際した経験があるということもあるかもしれませんが、微妙な関係を見事に演じながら物語が進んでいきます。初めは当事者同士で話している間は円満に進みそうに思えますが、弁護士が間に入る度に互いの【ほじくられたくない所】を責められて、次第に関係が悪化していきます。父親としてはダメダメなチャーリーが少しでも裁判所の心証を良くしようとするけれど、余計にダメな所ばかり出てしまうところや、そもそもチャーリーのことを愛しているからこそ我慢できなくなったニコールの可愛いところが散りばめられている悲喜劇を見ていると、もしかしたら離婚しなくても済むのでは?なんて期待してしまったりします。互いの好きなところを挙げていく辺りもそんな風に思ってしまいますが、それが拗れていくに連れ途中に入る微妙な間までもが、余計に悲しく思えます。
そこに向かう中で大きな影響を与えるのはニコールの敏腕弁護士ノラを演じるローラ・ダーン。なんだか印象的なキャラクターだと思ったら、アメリカのセレブ同士の離婚訴訟で有名な凄腕女弁護士がモデルとなっているようで、実際にスカヨハは離婚裁判で元旦那を弁護する彼女と相対しているとか。
次第に2人の争点はヘンリーの親権争いになっていき、どうやらノラの思惑通りニコール有利に進みそうだった調停が許せないチャーリーは、初めに相談した大物弁護士のジェイに裁判を任せたことによって、次第に泥沼になっていきます。過去の過ちや互いの発言を拡大解釈してぶつけ合ったううちに、相手のことを傷つけたくなくて始めたはずの話し合いが2人の意思に反してどんどんエスカレートして、2人が置いてけぼりになってしまったようなおかしな感覚に襲われる辺りも、人生にはありがちな展開として描かれていきます。そしてそんな2人が直接話し合うことによって互いの感情が爆発するシーンは圧巻です。
そもそもは他人の2人が、結婚することだけが幸せなのか?
兎も角、2人の演技を見るだけで価値ありな2019年の作品です。
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