おざわやの代表のブログです
2023.07.26
そもそも日本人には「我慢を美徳」とするような所があり、公助や共助という考えに結びつけて「耐え忍ぶ姿」を尊いものとしてきた歴史があります。例えばスポーツなどで辛いトレーニングを進んで頑張り、歯を食いしばって耐える姿に「我慢強いね!その努力は報われるからね!」なんて褒められたりもします。確かに基礎的なトレーニングは辛いし面倒だったりしますが、そこで培った基礎体力や自信は後々生かされてくる事もあります。でも僕らが子供の頃は運動の途中で水飲むとお腹痛くなるから、水を飲むのを我慢しなさい!なんて言われていたことは、今となってはすっかりナンセンス。いやそれ以上に「児童虐待」とまで言われてしまうでしょう。
でもそんな「我慢」という言葉はもともと仏教用語であり、煩悩の一つだということはご存知でしょうか?
煩悩といえば人の心を自ら迷わせてしまう脳の働きで、その数は108つなんて言われています。その中でも「根本煩悩(こんぽんぼんのう)」と呼ばれる6つが「貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)・慢(まん)・疑(ぎ)・見(けん)」で、その中にも数えられる「慢」とは強い自我意識から生まれる慢心のこと。その中でも7つの慢心を「慢・過慢・慢過慢・我慢・増上慢・卑慢・邪慢」に分けて、それぞれ違ったタイプの慢心を戒めるための教えが説かれています。
自他を比較するところから慢心は怒ってしまう
慢心とは自分と他人を比べるところから起こる心の動きで、自意識が強過ぎるが故に他人より優れていると驕り高ぶってしまうこと。
まずは相手が劣っている時に「自分の方が優れている」と思ってしまうのを「慢(まん)」といって、それが当たり前だと思うことこそ慢心だと説いています。さらには同等なのに相手のことを見下げてしまったり(過慢)、相手の方が優れていることさえ認めずに驕り高ぶることを「慢過慢(まんかまん)」だと諫めています。それに続くのが「我慢」で、自分という存在にこだわり過ぎて相手より優れていると思い上がってしまうことを言います。その他にも慢心の形はいくつかありますが、どれをとっても自意識が過剰に働きすぎて思い上がってしまうことを、危うい心の動きだとして戒めています。
「自分をほめたたえ、他人を軽蔑し、みずからの慢心のために卑しくなった人、彼を賤しい人であると知れ。」(スッタニパータ・132)
お釈迦さまはこう言って弟子たちに慢心を戒め、いつも他人に優しく感謝の気持ちを忘れないことを教え説かれました。誰でも初めての時には感謝の心をもちやすいもので、こういう心を「初心」と言いますが、だんだんと慣れてしまうことで「有り難い」ではなく、「当たり前」と思ってしまいやすいもの。
何事にも我慢よりも感謝の心で、明るく楽しく当たりたいものですね。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
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店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
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営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
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