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おざわやの代表のブログです

》スッキリするお墓まいりのコツ③〜お参り編

2024.08.13

今日からお盆でご先祖を迎えるにあたって、そんなお墓参りと同時に行う迎え火などについても解説するブログです。



《お盆の休業期間についてお知らせ》

お墓のおざわや店舗は12日より15日まで休業させていただきます

8月16日からは通常通りで日曜のみ定休日です



【いよいよお墓に向かって手を合わせる時に心がけたいこと】

昨日のまでの二日間のブログではまずはお墓とその周囲を掃除したら、お墓に供える花や線香ろうそくとお水について、キチンとした意味を意識しながらお供えするとより心が籠ることをお伝えしました。その上でお参りする時に心がけておくとよりスッキリするんじゃないかな、と思っていることについて最後にお伝えしたいと思います。



まずお墓というのはご先祖の体を土に還し、自然に返すための場所であって安らかに眠っていただくための場所です。ですからここまでにお掃除したのもお供えするのも、仏様の世界のように穢れなく清浄な場に近づけるためにしていること。そんなことからさらに手を合わせる前にしていただきたいのが「たっぷり冷たい水をお墓の上からかけること」です。これは神社に行った時に手洗いで清めたり、神事に参加する前に禊ぎ(みそぎ)をするようなもので、ご先祖の体を護る墓石を清めるための水です。







竿石の頭から地面に触れるところまで、余すことなく清水で清めてくださいとお伝えすると「ご先祖の頭から冷や水を掛けるなんて」と言われる事がありますが、それは全く心配に及びません。


何故なら墓石がご先祖そのものでは無いからです。


先ほども書きましたが、墓石というのはあくまでお墓の中に納められたご先祖の身体=DNAを護るための器であり、その標しでもあります。そんな器の中でご先祖の身体がゆっくりと土に還って自然の一部に戻るまでの間、あとの子孫がその墓石を清浄に保ち続ける行為が【お墓まいり】なんです。そしてこの水をかけるという行為を最も喜ぶのが子供たちで、きっと無垢な心だからこそ水を掛けることで清らかになっていくお墓の気持ちよさを、一番感じているからなんじゃないかと思います。




夢中で水を掛けているうち、子供たちの服までベタベタになっちゃうかも?笑




特にお盆は夏休みの子供たちにとって、家族のみんなと一緒に行けるお墓参りの一年で数回しかないチャンス。


こんな時に「お父さんたちが掃除するから見とけ!」なんて張り切ってしまい、子供たちを待たせるのは大きな間違い。子供たちが自主的に掃除しようとするのを、笑って見ているくらいがちょうどいいんです。そうして綺麗になったお墓に手を合わせる前に、もう一度お清めの水を掛けて手を合わせて、ご先祖様に静かに休んでもらえるように祈る。こんな意識でお墓に向かうと、スッキリと心が整うんじゃないでしょうか。



そして出来ればお盆の13日夕方にお参りに行って、お墓で迎え火を焚くのがオススメ。


お墓参りの後で、あの世から迎え火の煙に乗って帰ってくるご先祖の魂を火に移して、そこからご自宅まで連れて帰るのがそもそもの迎え火の正式なやり方です。ただその迎え火を古式ゆかしく提灯に移して持って帰るのは難しいと思うので、提灯代わりの鬼灯(ほおずき)を供えて依代(よりしろ)として、お家の仏壇に持って帰って供えると良いのではないでしょうか。




浜松では、迎え火で青竹を炙って割るという風習もあるそうです




【お墓参りが終わったら、ロウソクだけは片付けて帰りましょう】

お参りが終わったらロウソクはそのまま残しておくと火の不始末になるだけではなく、溶けたロウが金具にこびり付いたり、悪くすると太陽の熱で溶けたロウが墓石に染みこんでしまいます。こんな風に溶けて石に染みこんだロウは二度と除去できませんから、お参りが終わったらロウソクの火は消して、そのロウソク自体も抜いて帰るのを忘れないようにしていただきたいです。


ちなみにお線香は焚いたそのままでも問題ありません。




こんな風に溶けて固まったロウソクは金具も壊します




もちろんその際には火傷しないように注意が必要ですし、それを踏まえて初めから小さなロウソクを用意していただくと良いと思います。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい

・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところが気になっている

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている                     

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない               

・跡継ぎのないお墓をリフォームで続けて使えるようにしたい                     


などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください                 


現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね 



【店舗情報】

お墓のことなら【お墓のおざわや】へ  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





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店舗の前に2台分の駐車スペースがあります


少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







【 電車やバスでお墓のおざわやにお出での時は】

地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。

ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!


とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!