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おざわやの代表のブログです

ナーランダ大学

2012.03.13

さて、よもやまバナシばかりで10日間も何しにインドに行ったんだ、という声も聞こえてきましたのでそろそろ本題も少しだけ。
インドへの 旅行はそもそもお釈迦様が生まれ育ってブッダとなり、亡くなるまでを書かれた「仏伝」(中村元著)という本をを勉強した2年前のこと。そのいわゆる仏蹟 (ぶっせき)を尋ねて見たいという想いと、偶然インドへ行かれると言う知り合いのご住職の予定がシンクロしたおかげでした。仏蹟とはいっても2000年程 前の話ですからほとんどは跡地や崩れかかった遺蹟ですので、知識なく通りかかっても気付かないくらい。でもそんなに昔のものが今でも残され、大事にされて いることは驚きです。

 

 

初めに訪れたナーランダ大学は世界最古の大学のひとつらしく、専門分野はもちろん仏教。この地ではお釈迦様も説法さ れていたということで最盛期には1万人の僧がここで学んでいたそうです。大事にされていると紹介しましたが、今では入場料を払えば一部を除いて遺蹟の中に まで入ることができます。で拝観してみると沢山の地元の小学生が授業の一環として見学に来ていました。すれ違うたび「ナマステ!」と元気に声をかけてくれ て思わずハイタッチ!

 

 

授業中の見学とはいえその内走り回って遊びだす子達もいて、なんだかのどかで穏やかな風景に立ち去りがたくなってしまいました。