おざわやの代表のブログです
【ゴルフクラブのセッティングで一番大切にしているのは重量です】
2020.08.19
今日のブログはゴルフクラブ選びについての個人的な考えのブログなので興味ない人は全くスルーしてくださいー！
ゴルフの楽しみの１つにはゴルフクラブ選びがあって、ゴルフ好き同士が久しぶりに会えば「新しいドライバー買ってどうだった」とか「もっと入るパターないかなあ？」とか、とにかく道具自慢や道具の相談バナシには尽きることがありません。ただ矢鱈に変えても全然合わなかったり他のクラブまで調子悪くしたり、または最初は調子良かったはずの秘密兵器がだんだん調子悪くなったりもしますよね。そんな宝探しのような道具選びも楽しみと言えばそうなんですが、ゴルフクラブって安くはないので失敗は避けたいですよね。
でも昔と違ってゴルフクラブの中古販売店やメルカリ、ヤフオクなどを上手く使うことでクラブを変更しやすくなったことも確か。そしてドライバーでいえば「カチャカチャ」と呼ばれるスリーブ（正式名称ってなんなん？笑）が一般的になって、シャフトとヘッドを簡単に付け外しできるようになったので、また更に道具選びがし易くなりました。これは同じメーカーのヘッドとなら自由にシャフトを取り替えることができるもので、そのメーカーによっては数度程度のロフト角（弾道の高さを変えられる）やライ角（クラブを構える時の角度）などが変えられる機能も付いていたりします。昔ならお金を払ってプロショップに依頼していたり、道具を買い換えなければならなかったことが自分で気楽にできてしまうなんて、本当に良い時代になりましたよね。
でもそんな風に道具選びやセッティング変更が簡単に出来るようになった分、余計に悩ましくなってしまったという人も多いのではないでしょうか？
【クラブを変える時にもっと「重量」に気を配ると失敗が少なくなります】
例えば最新のドライバーが出て、飛距離が伸びると噂になったとします。あなたのクラブがずいぶん古くなってしまったからとそれに飛びつくとして、何に気を使うでしょうか？シャフトの硬さや長さに気を使うとか、シャフトの銘柄も気になりますよね。ボクも今まで沢山のクラブを変えてきたし、その中で失敗も多くありました。初心者の頃でいえば雑誌の「飛ぶ！」みたいな謳い文句に飛びついてしまったり、「止まる！」と言われてその気になったり。そりゃ広告だから「そこそこ飛びます」なんて書かないだろうし、「上手く打てば止まるかもね？」なんて書いたら売れませんよね。笑。
ある程度自分の好みの道具や傾向も分かってくるとそんな広告戦略にも乗せられなくなって、だんだんクラブ選びに失敗がなくなってくるでしょう。そして新兵器が活躍し始めると他の道具が色褪せて思えたり、気に入っていた筈が上手く打てなくなったりすることってありますよね。それってもしかすると変えたクラブだけ重量が合っていないのかも知れません。
基本的な考え方としてゴルフクラブの重量は長いほど軽く、短いほど軽いものです。それは長いものを振れば遠心力がその分強く働いて、手に感じる重量が重く感じるからなんですが、あまりこのことを知らない人が多いように感じます。例えばドライバーのシャフトが60グラムだからって、３番や５番のフェアウェイウッドのシャフトも同じ重量にすると軽く感じたりして上手く打てなかったりします。すると「フェアウェイウッドは苦手だから」なんて更に軽いシャフトに変えてしまって、スイングそのものの調子を悪くしてしまったりする人もよくいます。するとヘッドに鉛を貼ってバランス変えようとして、余計ワケわかんなくなっちゃったりね。その逆にドライバーだけを軽くしてしまってもまた然り。そんな風に重量に気を配るだけで、ずいぶん失敗が減らせるもんです。
それはアイアンやウェッジも同じで、例えばアイアンだけ軽いものに変えて調子良かったりすると、かえって良かったはずのドライバーが調子悪くなったりもします。ただ長さがスイングバランスに影響するのはフルショットだけなので、アプローチやバンカーショットなどが多いウェッジでは軽いものを使う人も多いようです。もちろんコントロールショットは関係ないかも知れませんが、最近ボクは試しにサンドウェッジもスイングバランスを合わせるようシャフトを変更してみています。その結果が良くなったかはまだ判りませんが、悪くはなっていないんじゃないかな？と思ってます。
それからするとボクが今使っているドライバーのシャフトは表示では「50」となっているので、それまで使っていた（60グラム）よりはかなり軽いもの。でも試打クラブで試した時に全く軽さを感じなくて良い感じで、試しにと取り替えてしばらく使ってみると同じ感覚で振ってもそれまでより飛距離が出たので、すっかりお気に入りになったんです。それからふとシャフトメーカーのホームページでシャフト重量を調べてみると実際には「57.5グラム」となっていて、結局2.5グラムしか変わっていないことが判って納得。意外と人間のテキトーな感覚って鋭いものですね。笑。
そしてついでに見てみると、今使っているS硬度のシャフトと１段階硬いX硬度のシャフトでも2グラムしか変わらないということで、だったら一度試してみようと今回は50Xというシャフトに変更してみました。練習場ではそれほど遜色なく使えてましたが、コースに出てみると左右への弾道のばらけ具合が減ったものの飛距離は少し減少気味。でもたぶん身体が慣れてくるともう少し伸びてくるかな？って期待しています。
こう書くととても沢山お金を掛けているように思うでしょうが、中古の道具の売り買いや安い道具を買う努力は惜しみませんので（笑）、思うより使っていませんよ。そんな工夫も聞きたければお教えしますのでご相談ください。
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