おざわやの代表のブログです
2019.02.01
いよいよ今日から2月ですね。暦でいうところの新年に向います。
「冬の土用」も間もなく終わって、静かに溜め込んだ力が芽吹く時期。
そういえばお墓のおざわやのすぐ目の前に名古屋高速の高針料金所がありますが、明後日の2月3日から東山トンネルの大規模な改修があり、1ヶ月近く通行止めになるようで近所のバス停にもこんな表示がありました。
「土用の間は土を触ることは避ける」という言い伝えがありますが、まさかそれを考えて?
いやいやトンネルだけにそんな心遣いもあり得るかもね。
先日の東京での勉強会はゆっくりしたいと思ったので泊まりにしました。でも経費は控えめにしたくて安く泊まれるところを探していたら、やっぱりネットで出てくるのはカプセルホテルですよね。ただカプセルホテルって今まで泊まったことないし、何といってもこのイメージがねー。
閉所恐怖症ではないんですが・・・(画像引用)
どうも上下左右、見ず知らずの他人とこの距離で寝るっていうのは抵抗あります。
でもネットの情報を見ていると都心で広まりつつある進化系のカプセルホテルがあり、部屋タイプも色々あるということ。そして勉強会の行われた西麻布にも会場近くにあるとのことで、物は試しでチャレンジしてみました。
そもそもカプセルホテルというのは定義があって、
カプセルホテルは、日本で見られる宿泊施設の形態のひとつで、カプセル状(箱形)の簡易ベッドを提供する宿泊施設である。
旅館業法では、ホテル営業ではなく簡易宿所営業にあたる。~wikipediaより
ということで部屋では無いため、それぞれのコンパートメントにはドアが無く不特定多数がウロつくという状況も、これまで敬遠してきた理由の一つです。じゃあ法律違反に当たらない方向で環境を良くしようと考えたのが、この進化系と呼ばれるカプセルホテルだそうです。
もちろん部屋タイプもあって、通常通りのものもありましたが流石にパス。そして選んだのは。
FIRST CABIN ビジネスクラスキャビン(引用画像)
着替える場も無くベッドだけという、カプセルながら最低限の居住空間が確保されてる感じ、中に入ってロールカーテンを降ろせば外からは見えません。あとちなみにこの画像では明るいですが、実際には廊下などは薄暗いです。ほかに着替える程度のスペースのあるタイプや鍵の付いた部屋もありますが、それなら普通にビジネスホテルで十分ですしね。
首に下げてるのがパス、薄暗いぶん写真撮るとこんな感じになっちゃいますね
チェックインすると各階に出入りするパスカードを渡されますし、エレベーターもこのパスが無いと動かないのでセキュリティー的にはまあまあ安心かと思いました。そしてコンパートメントの中にはセキュリティーボックスも付いていて、これが「部屋の鍵」にあたるものになります。そして割りに着心地の良い部屋着も用意されていて、出入り口の上にはテレビ画面もあるので寝転べばゆったりと過ごせます。
お風呂は受付ロビーの階にしっかりとした大浴場があり、アメニティーもビジネスホテルと変わらず充実。これなら何も持たずに素泊まりでも困らないな、と感じましたよ。
お風呂場の洗面スペースは明るくてゴルフ場のように一通り揃ってます
ここまでは良い点ですがそこはカプセルホテル、当然寝るだけの場なのでコンパートメントの中には禁止事項がズラリ。電話も食事もダメだし会話も厳禁。そりゃ隣でやられたら溜まったモンじゃありませんよね。問題になると思われるのは「アラーム禁止」。快適すぎるとなかなか起きられない!という方にとっては困りますよね。ボクは割りと起きられる方でこの日もいつも通りの時間に起きてしまったくらいですが、どうしてもという方はイヤフォンなどの工夫が要りますね。
FREEWifiもあるし充電に欠かせないコンセントも2つ
ということで今回の宿泊に使った進化形カプセルホテル、宿泊費は直前割引き付きで5千円ちょうどだったし、ゆっくり過ごす余裕の無い宿泊だけならアリ!と思いましたよ。調べてたら既に名古屋駅前にも一軒進出してるようなので、よろしければ一度お試しくださいね。
ちなみに。
禁止事項に「その他の雑音」は書いてありますが、【イビキ】はその範疇にありませんのであしからず。