おざわやの代表のブログです
2019.11.08
この本のことを知ったのは先月末のこと。
塾同期のジローが面白そうだからジャケ買いした!とツイートしたのを見て、確かにストレートなメッセージの題名を見て「時間があったら読んでみよう」と思ったときです。
そう、この時点ではほとんど読む気はない。たぶんない。きっとない。
そしてあれこれと日常に流されること5日間、すると今度はいつも素敵な映画や本のオススメを参考にさせていただいている短パン社長こと、オクノヤさんがあげた記事とブログのシェアを見て「面白そうだな」と思い、「はて?どこかで見た気がするな?」と思う。
当然のように忘れていましたよね。
で、今度はオクノヤさんのブログの中から更にダイアモンドオンラインの記事に飛んで、著者の田中さんと編集の今野さんとのインタビュー記事を読んで一人で爆笑して、次の瞬間にはアマゾンの購入ボタンをポチしていました。
塾仲間ジローのツイートには中身は何も書いていなかったし、オクノヤさんのオススメとして紹介されてた時は「今ある積読がちょっと片付いたら買おう」なんて思ってました。
でもこの記事を読んで何度も爆笑しつつ、とても大事な事が書いてあるのを見て即買いしてしまったんです。それは
これが一番ビックリしました。関西にはツッコミはいないって笑笑
でも記事を読んでいくうちに、確かにみんながボケ倒す吉本新喜劇では、幕間に向かおうとする時だけツッコミが進行していたよなーと納得。ちょっと自分にはない世界を見せてもらえるかもしれないと思って即買ってしまったんです。
良ければこの記事も読んでみてください。それだけでも一読の価値あり。電車の中で読むのなら拭き出さない様ご注意を。
https://diamond.jp/articles/-/217193
でも購入した方は気をつけてください。
本文中にこのボケとツッコミの話は一切出てきません。笑
この本はいわゆる5W1H、いつ・なにを・だれに・どうやって・なぜ・どこで書くのかを項目ごとに解説してあって基本的に字は大きめ。何故かといえば著者自身が小さな文字を見るだけで「読む気が失せる」ので、そうならないために敢えて大きな文字にしてあるそうです。これも読ませるテクニックと言えばそうですよね。
で、そのメイン記事の間に少し小さな字で「文章術コラム」として文章を書く為に気をつけた方がいいことや参考になる書籍などを紹介してあるところは割合と真面目にハウツー的なことを書かれてます。
著者自身も「ここからのコラムはおまけのようで、実は一番まともな部分かもしれない」と書かれていますし。
それ以外の部分はとても短く纏まったメッセージ性が強い言葉で綴られていて、とにかくよく笑わせてもらいました。
なぜビジネス書で笑えるかといえば、著者自身の言葉で馬鹿らしいからではなく、よく考えてみれば至極当然で「もっともだ」と納得してしまうからでもあります。
例えば文章の書き方で「ターゲットをしっかり決めて、その人に手紙を書くように」とよく言われますが、それに対して筆者は1人の人に対して書くなら
「それはLINEしてください」と笑
そして「その文章を最初に読むのは間違いなく自分」なので、自分がおもしろくなければ書くこと自体が無駄だとも。そしてよく見るのは「文章ではなく文書」を書いていると。イチイチそれぞれの項目でドキッとさせられてしまいます。
電通という広告業界トップの第一線を張っておられた著者らしく「より多くの人の目に届けるには」をしっかり意識したテクニックもありますが、本書の中から一番強く感じたのは「文章」に対する愛情というか、ライターという仕事への思いでした。
次はぜひボケとツッコミの話も書いて欲しいけど。
そんな面白おかしくて中身が濃くて、でもあっという間に読み終えてしまえる本書の中で、ボク的に一番心を揺さぶられた一文を紹介して、この感想を終わろうと思います。
自分が世界を置き去りにすればいい。
誰もまだ知らない景色を、知らない言葉を、見つければいいのだ。
その一瞬だけは、世界の寂しさに勝てる。
本当に書く事が好きなんだなあ、と思いました。
また読み返してみようっと。
何度もこちらでも紹介していますが、11月16日には10年前と5年前にも催したイベント【感謝の夕べ】を開催します。(クリックしてイベントページへ)
11月16日はお墓のおざわやのお隣さんで仲良しの花屋さん「花広場mahiru(まひる)」さんも20周年を一緒に祝っちゃおうということで、過去2回と同じように共催してささやかながらも楽しい会にしたいと思っています。
この日は基本的には無料でオードブルやお酒、ソフトドリンクなどもご用意しています。両店舗のお客さんやお友だち、そして近所の皆さんなど参加の皆さんで一品持ち寄りしていただいて、更にわき合い合いと楽しい会にしたいなあと思っています。 ただお酒が出る会ですし、駐車場もないので公共交通機関で来て頂けるようお願いしています。
時間は18時から21時頃まで。
でも終わってからも時間の許す限り皆さんと過ごしたいと思っていますので、たくさんの皆さんに来ていただけたら嬉しいです!
・お墓を新しく建てたい、または建て替えたいとき・お墓を少しキレイにこざっぱりしたいとき・お墓に名前を追加で彫りたいとき・壊れているお墓を直したいとき・墓地に草が生えて困る・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない・とにかくお墓で困っているとき・そんな時はまずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
お墓のおざわや
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。