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おざわやの代表のブログです

》物事を少しだけ深く味わってみると見えてくるものがある

2022.02.11

先日ふと寄った本屋で手にした村上春樹さんのエッセイから、自分の好きなことをほんのちょっとだけ深く味わうことの楽しみを知ったというブログ。



先日飲みに出る前、すこし約束まで時間があったので本屋に寄って、何を買うでもなく彷徨いて本を眺めていました。そんな時にこの本に目が止まって「あれ?間違ってないか?」と気になったのが、村上春樹さんが書いた好きな音楽についてのエッセイ集『意味がなければスイングはない』。それまでよく聞いていた「スイングしなけりゃ意味がない」はジャズの大御所デューク・エリントンが作曲したIt don‘t mean a thingの邦題。それまではジャズにはHOT(アツい、激しい)かsweet(甘い、スローテンポ)しかなかったのですが、禁酒法時代の超有名クラブCottonclubに引き抜かれたデュークが「良いカンジ(ミディアムテンポ)で行こうぜ」と言ったとか言わないとかで作った曲がスイングジャズという分野を拓いて、そこからビッグバンドジャズがどんどん増えていったそうです。

それをもじった題名に「あれ?」と、見事引っ掛かってしまいました。笑


村上春樹さんは誰でも知っているであろう世界的に有名で人気のある小説家ですが、正直ボクはあまり小説を読まないし映画でもほぼ邦画は見ないので、その著書を買ったのはこれが初めて。この本によればどうやら音楽全般が好きなようで、この中に取り上げられているのはジャズのアーティストにシューベルトのピアノソナタ、そしてロック歌手のブルース・スプリングスティーンに日本のスガシカオまで多岐に及んでいます。




この多様さと序文に惹かれて購入



そんな中でも特にジャズがとても好きなようで、一番初めに取り上げられていたのは現代のピアニストの中では一番好きだとジャズピアニストのシダー・ウォルトン。ほとんど名前を聞いたことがないプレーヤーだったけれど、特に特徴のないその演奏がさまざまなアーティストから共演を求められるとか、自ら率いるシダー・ウォルトン・トリオというバンドの曲でその良さが表れていることなどが書かれていました。ふとAmazonミュージックで紹介されている彼の演奏する曲を聴きながらその章を読んでみると「右手の深いタッチが」とか、床まで押し込むようなという表現がぴったりなピアノのタッチが聞き取れてとても興味深く聴けました。確かにボクが好きなビル・エバンスは軽やかな指さばきもだけど、低音を押し切って響かせるような右手のタッチが好きなんだけど、シダーのような「床まで押し込む」ような力強さはなくて、こんなところにもジャズの面白さがあるんだなあとナットクでした。


そしてそれと同時に村上春樹さんのされる音楽の表現がとても印象深くて、それこそ音楽でも奏でているような軽やかな表現なのにそれがまた深く刺さる感じが心地良い。もしかしたらこんな表現方法が「村上春樹らしさ」なのかな?なんて感じました。モノの価値って別に比べてどうというものじゃないけど、比べてみてはじめて気がつくこともあるんだなって。



そしてそんな村上春樹さんが原作を書いた映画『ドライブ・マイ・カー』が話題となっています。







いつも月イチで身体をメンテナンスしてくれてる同級生の鍼灸師から「超絶イイから絶対観て!」と強く薦められていたけど、その時は小さなスクリーンながら良作品を上映している小劇場でしか上映されていなくて、それもすぐに終わってしまった当作。その後国内よりも海外でどんどん評価が上がって、カンヌ映画祭やゴールデングローブでも受賞。ローリングストーン誌やニューヨークタイムズ、TIME誌などでもベスト評価を得て、並みいる全米批評家協会で全て作品賞を受賞。さらにはなんとあのアカデミー賞の作品賞には日本の作品として初のノミネートと合わせて4部門にノミネートされています。


今回はそんな高評価を受けて大スクリーンでも再び上映が始められるって、余りないことですよね。

村上春樹さんの原作は短編集で、その中のいくつかのエピソードを監督/脚本の濱口竜介さんが1本にまとめたのがこの作品で、監督自身もこれまで学生時代の作品に始まる多くの作品で高い評価を得ているそう。せっかくの機会なので今度こそ劇場で見てみようと思っています。そんな作品の中にどれくらい「村上春樹節」(笑)を感じるのかも楽しみです。





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