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》生きる意味ってなんだろう?:映画『ソウルフル・ワールド』鑑賞記

2022.07.07

ディズニー&ピクサーのCGアニメーションながらまったく子供向けじゃなく、何ならある程度の歳の人向けといっても良いくらいな2020年の作品を観て感じたこと。



ディズニー&ピクサーのCGアニメというと「モンスターズインク」とか「トイストーリー」などの子供向け作品が多くて、とにかく最新のCGの絵が綺麗。最近の通常映画で言っても『フリーガイ』なんてどこまでが本物でどこからがCGかも分からないほどで、リアルの映像よりさらにリアルに感じてしまうくらいにどんどん映像の技術が高くなっていますよね。



そんな中で今回の作品は5年前の『インサイド・ヘッド』と同様に、まったく子供向けじゃない作品。

しかもスピリチュアル系な風でもあり宗教的でもある、どちらかといえばある程度の人生経験を経た歳の人向けと言ってもいいくらいに振り切ったストーリーです。『ソウルフル・ワールド(原題Soul)』の舞台はニューヨークとヒトが死後に向かう黄泉の世界の入り口、そしてこの世に生まれてくる前に魂が準備をするユーセミナー界の3カ所。ジャズ好きだった父親の影響を受けて音楽教師をしながら、いつかはジャズピアニストとしての成功を夢見ているジョー・ガードナー(声とモデルはジェイミー・フォックス)が憧れの舞台を掴んだ喜びから足を踏み外してマンホールに落ち、あの世へのエスカレーターで目覚めるというのが物語のオープニング。







せっかく掴んだ夢を手放したくないジョーはエスカレータから逃げ出そうとして再び落ち、行き着いた先はこの世に生まれる魂(ソウル)たちがその前に準備をするユーセミナー界(英語名はGreat Before)で、そこから何とか人間界に戻ろうと奮闘します。そこで出会うのが何百年もの間ずっと心の準備が出来ずにいる22番というソウル。「人間界なんて面倒で不便だからここが良い」と居座り続けていた22番でしたが、人間界から来たジョーとの掛け合いの中で人間界に落ちて間違ってジョーの身体に、そしてジョーは猫の身体に乗り移ってしまいます。







来たくなかった筈の人間界を思わずジョーの身体で体験することになった22番と、舞台の時間までに入れ替わって人生の目標を達成したいジョーが互いの世界を体験することで生きることの意味について、何が大切なのかに気が付いていくストーリーです。




【生きることに意味はあるのか?が大きなテーマ】

ジョーは子供の頃からの夢だったジャズピアニストとして、ニューヨークで一番と言われるサックスプレーヤーのドロシアのサポートメンバーとして舞台に立つチャンスを得て、これで詰まらない人生にオサラバできると浮き足立ちます。ただ生きているだけの人生なんてまったく無意味で、夢を叶えてこそ人生が花開くと信じているジョー。それに対する22番は美しくて何も煩わしいことのないユーセミナー界から出る気はなく、面倒臭いことばかりの人間界を嫌っていますが、もちろん人間界のことなんて知るよしもなく頭でっかちなだけ。生きることに意味なんてないと思っている以上、準備が出来ていないとして人間界に生まれることは出来ません。




ここで描かれているユーセミナー界というのはまさにスピリチュアルな世界だし、仏教的でもあるように感じる世界。生まれる前の胎内記憶を持ったままの子供たちが語る世界に似ていて、そんな話から着想を得たものじゃないかと思います。そんな二人が入れ替わったまま人間界でさまざまな体験をしながらそれぞれの考える生きる意味=「人生のきらめき」を手に入れようとしますが、どちらも同じようにあと一歩のところで失敗してしまう所もいかにも人生ってカンジ。笑







このストーリーで描かれているテーマは、現代を生きる人にも同じことが言える場合が多いように思えます。どこか皆んな生きる意味や仕事へのやり甲斐とか人生の目標があるはず!なんて焦って生きているように感じますが、本当にそんなものあるの?って問いかけられている気がします。ジョーのように夢ばかりに生きる人間界の方こそユーセミナー界のソウルのようで、22番やメンターたちの方がよほど俗物的で人間っぽい考え方なのも対比的。そんな中で最後にジョーが見つけた「人生のきらめき」が何だったのかはぜひ作品を見て、そして自分の目でも実生活の中で感じ取ってください。



この作品の監督ピート・ドクターは、この前にも『モンスターズインク』や『インサイド・ヘッド』も監督していて、どの作品でも《人間らしさの根源》のようなものをストーリーの中に表現しているように思えます。この作品は2020年公開予定でしたが、感染禍において公開を断念したもののアカデミーとゴールデングローブで共にアニメ映画賞と作曲賞を受賞していて、現在はディズニープラスで配信中です。


そしてこのストーリーを見たら、ぜひ合わせてみたいのがこちら。




『22 vs Earth』はソウルフル・ワールドの前日譚として作られたショートムービー



これまで何百年もの間、ソウルの世界で生き続けてきた(?)22番がどのようにして過ごしていたのかを描いたショートムービー。ディズニープラスではこんな感じのショートムービーが色々配信されていてマイティーソーがアベンジャーズとして闘うストーリーの間の話とか、『カール爺さんと空飛ぶ家』の後日譚ストーリーなんていうのもあって、映画の製作側も何だか楽しんでやってるなあなんてのも感じられますよ〜。





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