おざわやの代表のブログです
2022.11.04
ボクが石屋さんになった35年ほど前は、まだまだお墓というのが保守的な考えで守られていた時代で、苗字が違えば親子でも同じお墓に入る事はできませんでした。例えばそれが結婚していない兄弟だとしても同じ墓に入ることが出来ない場合もあって、そんな兄弟を一人だけのお墓に入れたり、今でいう永代供養とかに納める場合もありました。
けれど今では少子化ということもあって血縁関係さえあればお墓を承継することも出来るし、もちろん同じお墓に入ることもできます。さらには結婚していなければ兄弟姉妹でも親と同じお墓に入れるし、極端な場合は管理する寺院さまの許しさえあれば、親戚でも一緒にお墓に納めてあげる事さえ出来るほど条件は緩和されてきました。極端な例ではA家に入り婿した旦那さんのご両親のBさん夫婦まで、A家のお墓に納骨したことだってあるんですよ。
どちらかが結婚していないのならば健太さんも大輔さんも問題なく一緒に入れます
そんなこともあって最近では、お墓の竿石の正面には「〇〇家之墓」なんて家名を入れることが少なくなっています。
それは例えば兄弟の両方に家族があってどちらにもお子様が居られる場合です。
こうお伝えすると「だって同じ家族だし何が違うの?こんなに仲良しだし!」なんて言われそうですが、よくお考えいただきたいのは今は仲良しの兄弟かもしれませんがお墓は長年にわたって使われて、順調に進めば100年でも200年でも繋がってしまいます。例えばご自分のお爺ちゃんのご兄弟家族とも今でも仲良しでしょうか?そしてそんな家族の子孫がどこに住んでいるかや、どんな家族構成かをご存知でしょうか?今は確かに仲良しでも2代3代あとの家族までが一緒のお墓を使ってしまったら、いずれトラブルになる事は目に見えています。そして何より一つのお墓の収容人数は一と家族がちょうど納めていける大きさなので、そんなに沢山の人が使えばすぐに溢れてしまいます。
そんな事態を避けるためには兄弟であっても、互いに家族がある場合は一緒のお墓には入らないこと。昔も今も変わらないお墓の承継ルールを守るしかありません
ただ稀に一と家族で使っていても骨壷ごと納骨している場合に納骨室がいっぱいになってしまうことや、元々のお墓が古過ぎてサイズが小さい為にお骨が溢れてしまう場合があります。壺ごと入っている場合はお坊さまにお経を上げてもらいながら、お墓から壺を取り出して中身だけをお墓の中に戻すという作業をすればそのまままた使えます。でもお墓が古過ぎる場合には古いお骨を地下に埋めるためにお墓を一度解体するか、それとも収容数を増やすため墓石そのものを建て替えるかのどちらかの対策を施す必要があります。
とはいえ溢れるほどに子孫が繋がるなんて、それは逆に先祖にとっても嬉しいことじゃないでしょうか。そんな場合なら喜んで改築なり新築なりを施して、さらに長くお墓を中心に家系が続くようにしていただくと良いと思います。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
・跡継ぎのないお墓をリフォームで使えるようにしたい
などなど他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますのでお訪ねの前にはまず1本お電話ください
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
アクセス
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですがバックで駐車したほうがお帰りの際は出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、来た道の反対を向いて名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。
またはご予約いただければ駅までお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!