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おざわやの代表のブログです

》お墓に供えるのは花じゃなくても良いんです

2022.04.22

春彼岸から1ヶ月経った今がお墓参りのチャンス!そんな時に生花を買っていかなくても、お墓のお花屋さんにはもっと良いものがありますよ!というオススメブログ。



春彼岸からちょうど1ヶ月ほど経ったこの時期は、お墓がとても汚れる時期です。


それは中国から飛んでくる黄砂や杉とかヒノキの花粉などもありますが、落ち葉がとても多くなる時期なのです。春なのに落ち葉?なんて思うかも知れませんが、落葉樹が秋に葉を落とすのと反対に常緑樹は春に葉が落ちると同時に若葉が芽吹きます。そしてお彼岸に皆さんが供えられた生花も枯れて、カラカラになった葉や花が周りに落ちています。おまけに春の芽吹きどきということで雑草も盛んに生え始めるので、小さいうちに抜いておかないと根が張ってしまって後が大変!




水掛ける前に雑草と枯れ葉を集めるのは当然ですよね?



そうしてお掃除も終わったらほとんどの方はまた生花を買ってきてお供えされますけど、そのお花もまた1週間も保たずに萎れてしまいますよね?じゃあ何故生花を供えるのかといえば諸説ありますが、ボクは仏さまを五色で飾るという意味だと思っています。五色というのは悟りをひらいて仏さまになる精神状態や仏さまの智慧を表す色で「赤、白、黄、青、黒」がそれです。青は緑で、黒は紫で表現されることが多く、お寺の行事にはこの色の旗を掲げたり、垂れ幕で本堂を飾られることもあります。







もちろんいつもこの五色で飾るのもいいですが、だからと言って「造花」を飾るというのは本末転倒。お寺だって行事が終われば五色幕は丁寧に畳んで大切に仕舞うんですから、煤けて陽にやけた造花では綺麗にも見えません。「それでも生花はすぐ枯れちゃうし」と造花を飾るくらいなら、もっと良いオススメがあります。それはこのブログでも何度も取り上げている「樒(シキミ)」です。



シキミは常緑で非常に生命力の強い樹で、背の高さは5mほどにもなる樹で自然にも生えていますが、葉っぱに傷をつけると出てくる油分にはお香のような香りがあります。日本では古来から遺体から出る臭いを消すため葬儀などに使われて、門の両脇に柱状に組んだシキミを立てるのが習わしだったりします。そしてその香りと共にもう一つの特徴は、強い毒性があることです。







特に果実には強い毒性があって、食べると中毒症状を起こして死に至ることもあるほどで、毒物取締法上の劇物指定さえされています。そう聞くと「何故そんなものを供えるの!」なんて思うでしょうが、昔遺体を土葬していた時代には墓地の臭いに獣が寄って来ないよう、植えたり供えたりしていたのがその由来なので由緒は正しいものです。そして生命力の強いシキミは水さえ切らさなければずっと育ち続けるので、冬場なら2ヶ月ほども緑の葉を繁らせてくれることもあるほど。また今の時期には白い花も付けることもあるので、お墓に供えるのに持ってこいなんです。またお墓で生花を買うと1対2500円ほどするのが普通ですが、このシキミなら1対で1000円くらいで財布にも優しくて保ちが良いなんて、ホント良いことばかりです。







この週末には、汚れてしまっているお墓をピカピカにしてスッキリ!

そしてお花の代わりにぜひ一度シキミを供えてみてくださいね〜。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい

・お墓周りを少しキレイにこざっぱりしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところを直したい

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない


他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方は、まずここから連絡くださいね。

現場に出て留守にすることもありますので、当店をお訪ねの前にはまず1本お電話くださいね。



【店舗情報】

お墓のおざわや  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102 

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





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店舗の前に2台分の駐車スペースがあります

少し停めにくいですがお使いください







【 電車やバスでお墓のおざわやにお出での時は】

地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。

またはご予約いただければ駅までお迎えにあがりますので、遠慮なくお申し付けくださいね!


とにかくまずは始めにお電話でご来店予約くださいねー!