おざわやの代表のブログです
2020.03.20
カラバッジョ、レンブラント、フェルメール、ゴーギャンなど有名な画家は、それぞれの作品に特徴がありますよね。そんな作品を見ると綺麗だなとか何らか感じるものはありますが、正直言えば絵に対する芸術的な目はあまり持っていないボクです。でもそんな画家たちの生涯は作品製作も含めて興味をそそるようで、映画作品になっていることが多い。そしてそんな中の1人のビンセント・バン・ゴッホは、その作品は勿論のこと生涯や死も含めて、謎も多くて幾つもの映画作品になっています。
そんな作品の一つ。映画ではないけれどイギリス国営放送BBCが製作した『ゴッホ真実の手紙』は、彼と彼を生涯支えた実の弟テオがやりとりした手紙の中から、拾い上げた言葉を繋ぎ合わせて、彼の人生にまつわる謎とその作品との繋がりを説いていくストーリーです。
何より惹かれたのは主演のベネディクト・カンバーバッチ。当たり役だったシャーロック・ホームズや近年のマーベル作品での活躍、そしてまだ公開中の『1917』での要所を締める演技など、いつもその風貌と独特の雰囲気を活かした役が素敵な役者です。そんな彼が実在の人物をどう演じるのか?そして実際にゴッホとはどんな人物だったのかに興味が湧きました。
ゴッホはカトリックの牧師の息子として生まれ、その後自らも牧師になろうとしますが叶わず。炭鉱で工夫たちの相談を聞いていたことから、彼らをスケッチしたりしている内に画家として生きていこうと志します。けれど絵は全く売れず、仲の良かった弟のテオから援助を受けながらの生活がやっと。そんなテオとのやり取りが文通の手紙として数多く残っています。今回のストーリーはそんなゴッホの来歴や作品、そして画家のゴーギャンと暮らした時間に、そんな手紙に書かれた彼本人の言葉を散りばめて、ゴッホが何を見て何を感じていたのかという事実のみをなぞって行きます。そして知らなかったけれどゴッホは日本の浮世絵が好きで集めていて、そんな浮世絵からも色彩の美しさを感じ取っていたんですね。
そんな芸術には疎いボクですら知っている《ゴッホらしい》色合いやタッチの絵は、最後の2年ほどにしか描かれていません。それまでは暗い感じの絵ばかりだし、家族や周りの人たちとのトラブルは数知れず。そして彼が生きている間に売れたのはたった一枚「赤い葡萄畑」だけだというのも驚きで、そんなゴッホを演じるのに目の動きだけで心の動きを感じさせるカンバーバッチの演技はまさに当たり役!途中からは彼自身が病んでしまっているんじゃないだろうかと心配になるほどの怪演ぶりです。
そうして描かれるゴッホの人生は神の存在を信じて救いを求め、でもそれが叶わなかった頃からは周囲とのイザコザばかり。最後は銃で胸を撃たれて亡くなるゴッホですが、それについても彼の歩んできた人生から心を病んでの自殺ではないかとか、以前映画で観て紹介した音楽家のパガニーニがそうであったように梅毒の治療によるものではないかなど、ロクでも無い話しばかり出てきます。
それでも地中海に面した自然の美しいアルルへ移ってから病院やサン=レミの療養所に入っている2年は、豊かな色彩と独特で大胆なタッチの作品を数多く残しています。そんな時でも絵を描いている時とそうでないときの彼は全くの別人だったようです。
やっぱり一流の芸術家というのは、少なからず自分の人生そのものを作品に捧げてしまうものなのでしょうか?
パガニーニ、チェット・ベイカー、ビル・エヴァンス。そしてこのゴッホも含めて、その成功によって本人は幸せな人生だったのか?もしかしたら自分で自分のクビを絞めるような人生だったのではないか?そして何故かそんな芸術家たちの人生に惹き付けられてしまう自分がいます。
あー、ボクにはそんな才能が無くって良かったー!笑笑
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