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おざわやの代表のブログです

映画の見方は人それぞれですがボクの楽しみ方はコレ

2019.02.11

連休最終日で建国記念日な月曜日の名古屋は曇り空。風こそ吹かないものの底冷えしてます。そんな朝、家を出ようとすると門の横にある枝垂れ梅の枝にメジロが来ていました。

 

 


メジロは梅の花の根元をつついて蜜を頂戴するために来るのですが、残念ながら今年はまだつぼみが硬め。しばらく枝をアチコチするのを眺めてましたが、メジロってなぜかあまり警戒心がないので割りと近くで撮影しててもこの通りで、余計に可愛く思えました。

 

 

 

最近の映画の楽しみかた

さて最近、前よりもよく映画を観るようになりましたが、それには「映画の見かた」もあると思います。

最近意識しているのは映画を観る前に下調べをすることです。今回の『ファースト・マン』はもちろんですが、前回見た『パッドマン』や『ミスターガラス』でもそう。先にある程度まで理解しておく為に、公式サイトや映画情報サイトなど調べておきます。今までは映画というのは真っ白な状態で観た方が、新鮮な気持ちで観られて感動も大きいはずだと思っていました。もちろんサスペンスなどでネタバレしちゃうのは絶対にイヤですが、登場人物や背景などが頭に入っていないと細かな演技などに気が付く余裕が無いと思うからです。

 

 

 

 

 

夫婦の静かな会話の中にも感じ入るものがあります

 

 

 

 

例えば『ファースト・マン』では宇宙のシーンと同じくらい、いやもしかしたら夫婦や家族を描く時間のほうが長いんじゃないかってくらいあります。その中で一人一人の視線やそぶりなど、こまかーーい所にまで演技が込められているのを受け取るのは、たぶん数回見なければ気付けない。それだけじゃなくカメラアングルや周りの音、いろんな演出に気付けるともっと物語りに入り込める気がするんです。

今回ニールの奥さんのジャッキーを演じたクレア・フォイの演じぶりは、当時の家族を知る人が見ると「ジャッキーそのもの」にすら見えるほどだそうで、その演技や視線に込められた葛藤や恐怖、そしてニールへの愛を感じました。

(そういえば『ラ・ラ・ランド』の中でもセブが興奮すると、どもって目線を落とすシーンが何回かあったのを思い出しました)

 

 

 

 

 

光と影の使い方も秀逸だと思います

 

 

 

 

 

実際にアポロ計画に向けての実験や研究の段階ではたくさんの犠牲が払われていますが、この映画の中でもそんな負担に耐える宇宙飛行士やその家族の姿を、ありとあらゆる表現で伝えています。あるシーンでは無音ともいえるくらいの静けさで、それは観ているコッチが脚を組みかえる時にズボンが擦れる音が気になるくらい。またあるシーンでは繰り返す警告音や虫の声や視覚だったり、そんな沢山の情報を受け取るには、事前にアタマの準備が必要だと思ったんです。

そんなボクの準備のためにちょうど良いのは映画の公式サイト。(ファーストマン公式サイトはコチラ)当然ながらネタバレしない程度の大事な情報を小出しにして、しかも観たくなる気持ちを盛り上げてくれます。

 

 

 

 

 

それぞれの視線に込められた想いを感じ取りたい

 

 

 

 

それでもやっぱり先入観なくみたい!というのもひとつの見方。1回見たあとで色々調べて「ほーそういうことかー」ってなってからもう一度観るのも楽しいと思います。皆さんそれぞれの楽しみ方で映画をじっくり観ていただいて、それぞれのオススメの見方や感想なんかを紹介しあうのも面白いかも?いつかそんな飲み会もしてみたいなー。

では今日のブログはこんなとこで。