おざわやの代表のブログです
2020.03.18
今世界のあらゆる所が揺れていますね。それも激震。これまで世界大戦とか色々あったと思うけど、その中でもカナリ大きいインパクトだと思います。震源地の中国は既に拡大を抑えたとしてますが(本当かな?笑)、パンデミックの中心はヨーロッパに移って各国が出入国を制限するまでになっています。
経済的にも毎日あっちでこっちで株価や為替が乱高下して、その混乱振りを傍目に見てる分には面白いほど慌てていますね。まあいずれはボクらの生活にものしかかかってくるのでしょうから笑ってはいられないんでしょうけど。
ボクが所属させてもらっている「アソシア志友館」というのは社団法人で、より明るく生きられる社会や会社を目指して活動する人たちの集まり。それぞれ学校の先生だったり会社の代表だったり、なかには僧侶も居たりして職業やバックボーンもバラバラ。それぞれが自分なりに考えてこの活動に賛同しているのですが、その中心になっているのは理事長の柴田秋雄さんです。
柴田さんは元国鉄の労働組合から勤務先がJRに代わって、まったくジャンルの違うホテル勤務になり、赤字のホテルを従業員たちと共に立て直して黒字転換されました。それだけじゃなく小さな古いホテルを名古屋でナンバーワンの稼働率にしたほどの支配人です。当時のそのホテルはもう無くなってしまいましたが、それこそ誰の前でも「顧客満足度?そんなもんク○っ喰らえだ!」と言って憚らなかったほど従業員たちを大切にした方です。
そんな柴田さんを慕って集まる仲間の前で、柴田さんがよく言われたのが今日のブログのタイトルです。
ホテルで食中毒が出たとき、受験生のお客さまに届けるはずの受験票を紛失した時、名古屋市内が記録的豪雨で帰宅困難者が駅にあふれた時。ホテルがあった当時は色々な事件が起こったことをよく聞かせてくれました。そんな時よく聞かせてくれたのが《ピンチはピンチ》なのですが、そんなピンチを乗り越えてきた事が転換期となって従業員たちとより良い人生を歩んでこられたと言われます。そう考えれば《チャンス》でもあったと思えるのですが、それは後になって考えれば良いこと。当事者としてはやはり 《ピンチはピンチ》 です。
ではそんな時にどうされてきたかと言えば、従業員たちにどうするべきか考えさせたそうです。例えば食中毒なら、ウソをつきたくないからすぐに公表してお得意さまたちに手紙を書いたり、豪雨の時には他のホテルが帰宅困難者たちをシャットアウトした所を自分たちのホテルに呼び入れたり。従業員たちに「お前たちならどうしたい?」と聞いてすぐさま実行。責任はオレが取るから精一杯やれ!と背中を押すのが柴田さんの仕事だったそうです。
それは普段から従業員一人一人と「働き方は生き方になる。お前はどう生きたいんだ?」とコミュニケーションをとったり、学び合っていたから出来ること。受験票を無くした時には柴田さん自身が九州のご両親の元へ行き、支配人としてただただ正座をしてお詫びし続けた。そんな姿を皆に見せていたからこそ、従業員たちもそれに応えてきた結果だと柴田さんは言われました。
ピンチになったその場の対応が問われると言うよりも、普段から何を大切にして生きて居たいのかを考えさせていたから、そんなことを物差しにしている従業員たちに任せられたんじゃないかと思います。ボクらもそんな柴田さんが大好きだから、今でも会費を払いながらボランティアで活動しながら「どう生きたいか?」を模索し続けています。
だからと言ってこの未曾有の事態にどう対応するのか?そんなことは全く判りません。けれどトイレットペーパーを奪い合うことじゃないのはすぐ判る。家に閉じ籠もって誰にも会わず自分だけは助かろうとすることじゃないのも判る。いま自分に出来ることを考えて、大切なもののためにほんの一歩だけでも前に進んでみることじゃないかって、教えられてきたように思います。
講演会に呼ばれた先でその秘訣は?と質問されるたび、「オレ何か特別なことやったか?当たり前のことしかやっとらんけどなあ」と煙に巻いていた柴田さん。でもこれこそがその答えだと判るかどうか?それがボクらに課された質問に全て入っているように思います。
・花立ての穴が小さくて使いづらい・お墓を新しく建てたい方や建て替えたいとき・お墓を少しキレイにこざっぱりしたいとき・お墓に名前を追加で彫りたいとき・壊れているお墓を直したいとき・墓地に草が生えて困る・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない・とにかくお墓で困っているときも、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
お墓のおざわや
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
店舗の前に2台分の駐車スペースがありますのでお使いくださいね
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。