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おざわやの代表のブログです

継続することの価値はじんわりと出てくるものです

2019.05.11

先週までの10連休が終わったと思ったら4日でまた土日休みという方も多いのでしょうか?それだけ休んでると仕事の調子やモチベーションが上がってこないんじゃなかろうか?と老婆心ながら心配になってしまいますね。しかし今日は暑くなりました!

こんにちは。おざわや店主の小澤敦司です。

 

 

 

 

     

 

 

 

 

そんなボクはといえば昨夜行われた今年第1回目のおもしろ学校に向けての緊張感で、モチベーション上がりまくりでした!今年で14年目にもなり、ボクが事務方をさせていただいてからでももう8年?!いつも慣れているとはいえ、12月から4ヶ月のブランクを越えて開催された、令和第1回目の授業が無事に終わってよかった。と、息つく間もなくすぐに来月の授業開催に向けて周知と集客を頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の授業は国語。おーなり由子さんが書かれた「赤ちゃんが笑うから」という詩について、内容や言葉から「対比して表現しているもの」を探し出して、そこから詩の中で伝えたいことをあぶりだしていこうという授業でした。始めにみんなで読み合わせて、そのあとはグループごとに話し合って、それから全員でそんな対比を発表し合いました。するとみんな本当に意見や考え方がバラバラ。ということは詩の受け取り方も千差万別なんです。でもそんな違いを見つけるごとに詩の内容への思い入れが強まっていき、最後の講師の三浦先生の読み聴かせでは頭の中に詩の情景が浮かんでくるほどで、国語の授業の楽しみ方がすっかり変わりました。 ちなみにそんな詩は絵本になっているようです。    

   

 

 

 

 


 

 

 

 

14年目のおもしろ学校には素敵なゲストが来てくれました

14年前に名古屋駅前のホテル、アソシア名古屋ターミナル内の従業員教育のために始められたこのおもしろ学校は、当時その内容の面白さとホテル支配人と従業員たちの素敵なキャラクターが人気で、毎回部屋が溢れんばかりの参加者で埋めつくされていました。ボクがそこへ誘われて初めて行ったのが10年前。そこにはホテル業務が終わった従業員たちは勿論のこと、その家族や知人を介して参加している一般の人たちで凄い熱気と笑い声が溢れていました。特に授業終了後は、ホテルの従業員食堂を無料開放して、軽食や飲み物などをいただきながら歓談。そしてボクのような部外者なのに食事してお酒を飲んでいる人には「おまえら酒飲みに来てんのか!前に出て何かしゃべれ!」と当時の柴田支配人によく叱っていただいたものです。

 

そんな授業を受ける人たちの中にホテル従業員の子供たちが何人か参加していたのですが、そのうちの1人に久保咲月(さつき)ちゃんという小学校3年生の女の子がいました。他の子達は授業の途中で飽きてしまってお絵かきをしたり、別のことで時間をつぶしている子達がほとんど。でもさつきちゃんだけは必ずノートに授業内容を書き取ったり積極的に手を上げて質問したりと、ボクら大人よりも真剣に授業を受ける姿が印象的でした。その後、中学校高校と進学するほどに忙しくなってずっと来られなくなっていましたが、昨夜は久しぶりに、そして見事に大学生になったさつきちゃんが、昨夜のおもしろ学校に来てくれたんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成長したさつきちゃんは見た目よりも器の方がデカかった

そんなさつきちゃんは今年から名古屋大学に現役で進学。しかも教育学部ということで、やっぱりあの頃のおもしろ学校での学びは想像以上に大きな影響を与えていたのではないかと、あの頃のさつきちゃんの姿を思い出して胸が熱くなってしまいました。そして将来的には教員を目指すのだけれど、その前に一度一般社会を見ておきたいとのことで就職した後にもう一度免許を取るということで、こんな大の大人が束になっても叶わないほどの考えの深さ。もうね、あまりの感無量にスゴイ!としか言えませんでしたよ。

でもそれも校長の柴田さん、副校長の長屋先生と三浦先生のご苦労があっての賜物。あれから14年間ずっと続けてこられたことへのご褒美のような一日になりました。もっともっとこんな他人の成長を見続けられるよう、これからも継続していかなければと思いました。

 

こんなおもしろ学校ですが、参加はどなたでも出来ます。

もしご興味湧いたらぜひ一度遊びに来てくださいね!

では今日のブログはこんなトコで!