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おざわやの代表のブログです

お墓に供える花についてのオススメ

2018.08.23

今年の夏の暑さがお盆明けを境に緩んで、ホッとしたのもつかの間に台風がどんどんやってきてますね。台風に釣られたようにまた暑さもぶり返して、体調をおかしくされたり夏の疲れを感じている人も多いと思います。

さてお盆のお墓まいりは家族でノンビリ楽しまれましたか?

 

 

 

昨日から東京ではエンディング産業展なる催しが行なわれています。その様子をニュースで見させていただいていて、インタビューを受けた一般の方の中に「お墓があることによって子供たちに迷惑かけたくなくて」という声を聞いて、とても悲しくなってしまったオザワです。

このひとことって実はお仕事する中でよく聞く言葉なんですが、それぞれの事情もあるとは思いつつも、これまで良いお墓まいりされてこなかったんだろうなあって、本当にもったいなく思います。やっぱりお墓まいりの意味をしっかり伝えていかなければならない!と更に強く思いました。

 

 

 

 

 

 

さてお盆のお墓まいりの際には、先日ブログに書かせていただいた「ストレスを感じるナンバーワンの雑草対策」はバッチリだったでしょうか?

じつはツイッター(@stone_ozawaya)でも140文字という枠の中で目一杯伝えさせていただいていましたが、ツイッター繋がりのお友だちから草取りに関する質問をいただいていました。(感謝です!)

その結果をまたお友だちがツイートしてくださっていたのがこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めは除草剤の選び方についての質問をいただいたのですが、その上で草取りしてきたことまで報告してくださりました。

かよこさん本当に有り難うございます、とても嬉しかったです!

 

 

 

 

さて雑草ほどではないですが、お墓まいりでストレスを感じることのひとつに「お花」があると思います。

 

なんで綺麗なお花でストレス?

 

そんな風に思う方もおられるかも知れませんね。

ストレスに感じるのは花を供えたことではなく、供えた花が次に行く時には枯れてしまっている事なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

枯れた花を片付けるサービスをしている墓地ならば気にしなくても良いのですが、いつまでも花が枯れたままになっているのを見られるのがイヤで、という声もよく聞きます。通常の供花(くげ)は、夏のこの時期ならば2週間もすればご覧のような状態になってしまいます。ほんとうにあっという間ですよね。だからといって造花を供えるのも本末転倒な気がするし、新しい生花を供え続けるのも無理ですよね。

今回はそんなお悩みにアドバイスさせていただきます。

 

 

 

まず対策その①

【お花を抜く】

枯れたお花を生花に入れ替えるのが何よりですが、それではキリがないですよね。そんな時はお墓まいりの1~2週間後にお花を抜きに行くんです。お墓に行ったらお花を供えなければいけないという思い込みを捨てて、「枯れた花を抜いて掃除するだけ」というお墓まいりをすればいいんです。

お墓で一番大事なのは、ご先祖さまが自然に帰っていくあいだ【お墓を清浄に保つ】こと。お花にももちろん意味はありますが、枯れてしまっては逆に不浄なものになってしまいます。枯れ花を抜いて掃除して、清水で清めて線香を立てるだけでも充分に意味のあるおまいりになります。

 

 

 

でもヤッパリ何も供えないのは抵抗があるという方には対策その②

【樒(シキミ)を供える】

お花ではなく樒(しきみ)という木を供えることです。

このシキミという木は古来から独特なお香のような香りと毒性を持つことから、ご遺体を動物や魔物から守るものとして葬儀などに使われています。日蓮宗や京都の一部では生花を供えることはせず、普段からこのシキミをお墓に供えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オザワ家ではお盆やお彼岸などのおまいり以外はシキミを供えてます。

シキミは何が良いのかというと、とても丈夫で持ちが良いんです。水が無くならない限り、2週間ぐらいは平気で青いままでいてくれますし、冬ならば1ヶ月以上経っても茶色く枯れてしまうことはありません。水が切れて萎れていても、また水を入れれば復活しますし。

そしてもう1つの利点はコストパフォーマンスが良いということです。

この写真のもので一対千円ですから、とても安いでしょ? それでいて持ちがいいからとてもオトクなんです。

 

 

 

さあいかがでしょう。

次のお墓まいりがまた楽しみになってしまいますね!