おざわやの代表のブログです
2018.08.24
19号20号と続いた台風の影響で、また西日本では大雨の影響が出ているようです。
まだ今日も雨が残るところも多いようですので、油断せずにお過ごしください。
名古屋はそれほどの影響はなく、オザワ家では窓のスダレが落ちたくらいで済みました。
さてお盆が明けて、来月はもうお彼岸。
そうこうしているうちに年末と、歳負うごとに時の経つのが早くなりますね。
思ってみれば石屋になってもう30年。いやまだまだな30年?
これまで色んなケースに当たってきました。
特にこの時期に相談を受けるのが、墓地に作られた「ハチの巣」です。
ハチは春から夏に向けて巣を作るので、この時期というわけではありません。
それがどうしてこの時期に相談が増えるかというと、ハチの子が成虫になって積極的に飛び回るようになる時期なのです。
するとお墓まいりに行って飛び回るハチに気付いたり、場合によっては刺されてしまったりするんです。
一番多いのはアシナガバチ。
お墓の周りの樹木や、場合によっては香炉鉢の屋根の中に作ってしまう場合もあります。
それほど大きくないハチですが、刺されれば腫れたり傷みもあり、アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。
参考画像より参照
次に多いのがスズメバチ。
墓地で多いのはキイロスズメバチという小型のもので、やはり樹木や石垣などに作ることが多いです。
しかし先日は熟練なはずのウチの職人さんがコイツにやられました。
というのも作業しに行ったお墓ではなく、たまたまトラックを停めた脇のお墓に巣を作っていて、道具の積み下ろしの時、ふいに刺されて巣の存在に気付いたとか。驚きはしたものの、そこは墓地の入り口近くで危険と判断した職人によってすぐに駆除させていただきましたが、思わぬところに作るものなんです。
そしてたまーにあるのがミツバチ。
とくにニホンミツバチはお墓の納骨室内を好みます。
香炉がずれて納骨口に隙間が出来ていると、そこから中に入り込んでそれは立派な巣を作ります。
すると中に納められたお骨がハチミツまみれになってしまうという・・・
ご先祖さまが甘いもの好きなら良いんですがねえ。