》ヒトのご縁繋ぎは回転寿司のように

ヒトと人のご縁を繋ぐのは普段のネットだけじゃなく、一般生活やビジネスでもどんどん重要になっていますが、回転寿司のように出会いの縁を大切にした方が面白いですよ〜、というブログ。

先日突然お誘いをいただいて伺ったのは【名古屋フレンチ祭り2025】というイベントで、ご招待いただいたのは２年前に名古屋で開催された岡本太郎展を一緒に見に行かせていただいたEさんという方。それ以来だったので連絡を頂いたのは嬉しかったものの、この方がDJをされるというこのイベントがライブらしいという以外どんな内容なのかは分からず。

それでも知らないということは何か新しい何かがあるかも知れない！と楽しみに出掛けたイベントは、その名の通りにフレンチポップスのBGMが小さなライブハウスに流れていて、その選曲を含めてDJをされていたのがEさん。

アコースティックなピラニカさんと、サイケ？なハルメンズのサエキけんぞうさん

そのライブは３組のアーティストが集まったもので、その始まりはコロナ禍にフランスで生活していたというアーティストのサンシロウさん。電子ピアノを弾きながらの語りかけるような歌はなんとなくシャンソンのようで、普段はまず耳にしないジャンル。観客の中にはお知り合いの方も居られましたが、それ以外はまず僕の周りには居ないタイプの人たちばかりに思えます。

そしてそんなサンシロウさんが歌ったのが『恋は回転寿司』という曲。笑

そんなタイトルの曲で歌われているテーマは、「回転寿司みたいに大当たりの相手を狙って待っていると、前の人に取られたりでなかなか回ってこないけど、たまたま目の前に来た相手が運命の相手だったりするよ」というものでした。

出会いも別れもケセラセラ

その曲調こそポップ過ぎるくらいで、フレンチというよりは多少おフザケのようにも感じてしまいましたが、歌詞をよく聴いていると”大トロばっかり狙ってるより目の前に来たネタの方が、意外に良かったりするのと恋も同じようなものだ”という歌詞には「なるほど〜」と納得。

それどころかそんな運命的な出会いをしたって、いつか別れが来るのも回転寿司のように巡ってくる縁だから仕方ないよ、とさえ教えてくれているようです。考えてみればこのライブだって、たまたま知人に紹介された方からお誘いして頂かなければ、まず知りもしないようなものだったと思います。

パール兄弟のサエキけんぞうさんなんて、名前だけしか聴いたことのないロックシンガーでしたしね。

普段手に取らないようなネタを知るのも回転寿司の楽しさ

ヒトとの出会いだって自分の好きなタイプだったり、”よりコンフォートゾーンの高い人脈を”なんて狙って繋がろうとしてみても、いつも自分の周りに居ないような人といきなり繋がったって上手くはいかないものです。

それよりも友達がたまたま紹介してくれた知り合いが、またその知人を紹介してくれて同じ趣味で盛り上がったり、まさかの共通の知り合いなんかが居たりする方が上手く回るもの。そんな繋がりこそが有り難いヒトのご縁じゃないかと、深く感じ入ったライブになりました。

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