》コスパやタイパでは測れない大切なものとは

情報化社会の世を生きていくには当然ながらお金も必要ですが、全てをコスパやタイパで測ることで失ってしまうものがあることを忘れてはいけないと思う、というブログ。

近年SNSや高速インターネットの普及によって、世界中の多くの情報がいつでも誰でも簡単に得られるようになりました。これまでなら見られなかったような戦場の最前線での攻防や、席あのあちこちの紛争の現場。そして車載カメラでの動画による事故映像や、防犯カメラに映る犯人の姿などがさまざまな角度から見られるようになったお陰で、防犯や犯人逮捕につながる情報が得られるようになったのはとても良いことです。

でもその一方で人気の飲食店ばかりにイイネが集まって混雑し、その情報を元に行ってみると「あれ？」ということもある。本当に顧客から愛されているお店はネット上には情報を出さず、静かに食事やお酒を楽しんでいただきたいと頑なにそのスタンスを守ってたりもします。

きっと本当に大切なものを心得て守っているんじゃないでしょうか。

数字がすべての指標になる恐ろしさ

そんな風に情報が氾濫し始めるとヒトはついつい数字ですべてを判断するようになり、そもそも大切にしなければならないことを忘れがちになってしまいます。それはその場の空気感だったり、ヒトと人の触れ合いなど感覚的にしか感じられないことや、今すぐ数字に現れなくても後々評価されるような部分。

そういった目に見えない部分が蔑ろにされてしまいがちになるのも、情報社会の裏側に隠れている気がしてなりません。

【教育は国の礎ではありますが質の方はどうだろう】

もう間も無くの衆議院選挙に向けて各党の公約が上がり始めていますが、そのどれもが政治と金の問題や経済対策、そして税金の軽減策だったり公立大学の無償化など似たような内容ばかり。僕の57年間に記憶に残っている政策のほとんどと比べて、何ら変わりのないその場限りの問題を掲げたものばかりで、どこにも将来日本が向かっていく理念のようなものが感じられない気がします。

先日OECD（経済協力開発機構）の発表を見ましたが、日本の公共支出における教育費の少なさと社会保障費の高さが先進国の中では突出しているという報告でした。そう聞くと「だからこその公立大学無償化」と思ってしまいそうですが、それ以前の幼児教育や小学校低学年からの教育にも質の高い教育が不足している気がしてなりません。

教育に対する配分では下から3番目の日本、出典：図表でみる教育2024年版（OECD）

最近話題に上がる犯罪といえば「匿流（とくりゅう）」と呼ばれる匿名（とくめい）/　流動（りゅうどう）型犯罪ですが、そんな組織犯罪の末端として犯罪を犯す若者は、いわゆる「闇バイト」に応募して比較的簡単に犯罪を犯してしまうのが特徴です。

そんな若者の多くは学校も卒業してごく普通の生活をしつつ、高額な報酬のバイトがあるというSNSなどからの甘い募集に引かれて、軽い気持ちで加わってしまうのがほとんど。正直、一般社会で揉まれてきた経験からいっても「大学まで出てどうしてそんなに民度が低いの？」なんて思ってしまいます。

簡単にゴミのポイ捨てとかすぐキレるとか、民度の低さの現れ

【効率性の裏がえしにある本質】

効率ばかりを追うとそこで大切にされるのは結果ばかりになり、その省いた手間や時間には物事の本質が捨てられていきます。そんな本質とは将来の自分たちに返ってくる暮らしにくさだったり、自分たちの子孫たちが暮らす未来の日本の姿。

そういう視点で考えれば、新政権が今最も優先すべき課題が高齢者や低所得者への給付金なのか？と思うと同時に、将来の日本の姿を考えていないことへの憤りさえ感じてしまいます。

その国の未来は子供たちの手の中にこそある

今のところは全く見えてこない、この国の目指すべき理念や将来の姿もきっと子供たちの手の中にしかないはずで、そんな子供たちを育てなければいつまで経っても堂々巡りで落ち込むのみ。

今どん底にいるからこそ上を目指せるのではないかと期待するのですが、期待するだけでは足りないのでしょうか？

【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います

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