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》今年公開された事に込められた意味は?:『シビル・ウォー/アメリカ最後の日』鑑賞記

2024.12.23

話題作を制作し続けるA24が、史上最大の予算で作り上げたのはアメリカ分断の将来を描いたフィクション作品ですが、あまりにリアル過ぎてまるで予測のように思えてしまうストーリーの感想をブログに。



新興のインディペンデント系エンターテイメント企業として数多くの話題作を製作してきたA24が、これまでで最大の予算を掛けて製作したこの作品は、架空の将来に分断したアメリカ合衆国内の内戦を取材する従軍記者たちの目で見た最前線の戦いを描いています。



3期目に突入した(アメリカ大統領の任期は2期までと決められている)大統領がFBIを廃止して連邦政府が崩壊、西武勢力と政府軍で内戦が起こっているというストーリーが、間もなく2回目の返り咲きとなるドナルド・トランプ大統領の就任を前に公開されたのが偶然とは思えないほどのリアルさで、恐怖すら感じてしまいました。




《『シビル・ウォー』のあらすじ》



連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。

テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、

各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。


「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている——」

就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、

ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。


ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、

14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、

ホワイトハウスへと向かう。


だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていくー







長編デビュー作のSF映画『エクス・マキナ』(2015) でアカデミー賞視覚効果賞を受賞した、アレックス・ガーランドさんが今作を監督しました。




【分断を描きながらも正義など何もない最前線がリアル】

アメリカ合衆国から19の州が脱退し、大統領率いる政府軍がワシントンD.C.に立て籠もる中、テキサス・カリフォルニア州が手を組んだWF軍(西部勢力)がそこに迫るというストーリーを、WF軍の従軍記者のリーたちの目から描いています。



でもそんな内戦がどうして起こったのか?はおろか、何が正義なのかなど何も描かれてはおらず、記者たちはただ「撮れ高の高い」写真や記事を撮ろうと最前線を目指すのみ。そしてその途中で出会う事実はどちら側に付いていようが関係無く、ただ自分たちの立場や考えで相手を攻撃するばかりの人たちや、「我関せず」と内戦が起こっているとは思えないほど平穏で無関心な街の市民などさまざま。




キルステンダンスト演じるリー・スミスのモデルは実在したフォトグラファーのリー・ミラー




同僚のジョエル、ベテラン貴社のサミーとリーに憧れる新人戦場フォトグラファーのジェシーは、大統領の単独インタビューを目論んでワシントンD.C.を目指していましたが、途中で会う人々や戦闘の現実には信念など何もなく、ただ目の前の敵を殺して生き延びようとするばかり。



なんだか現実のアメリカや世界中の情勢も重なって描かれているように感じます。




どっちのアメリカ人だろうが目の前の敵を倒すのみ©2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.




その中でリーは仲間を失いつつ次第に戦場フォトグラファーとしての目的や意味を見失い、ジェシーは身の危険をなん度も味わううちに麻痺していきながら、戦場フォトグラファーとして覚醒していく姿が印象的。



でもそのどっちが良いとか悪いではなく、カメラにに収められていく画像のように、ただ現実を受け入れて淡々と進むのみだと訴えかけられている様にも感じます。




ジェシーの成長?していく姿©2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.




イギリス人のガーランド監督はハッキリとトランプ大統領についての反対コメントを出しており、この作品の中にもそんな強いメッセージ性を感じさせるシーンが数多くあります。



しかしながら現代を生きる我々にも生きていく上での信念や、人生で達成するべき目標が見出せていないのでは?と問い掛けられている様な不穏さがまとわりついてくるようで、その空気感が息苦しく見終わった後にも嫌な後味さえ残ります。




4人の旅の行き着くところは?©2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.




決してエンターテイメント性はないし、盛り上がる様なシーンもない。


けれどこんな未来、いや明日にもあり得るのでは?とさえ感じてしまうようなリアルな映像が凄みとして、人間の愚かしさばかりが胸の奥に残る様な作品でした。





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