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》たった18分に凝縮された人生を味わう:映画『彼方に』鑑賞記

2024.10.07

人生って思いもよらないことが起こったり、耐え難い理不尽な出来事もあるけれど、ただ生きていくことが赦しや癒しに繋がったりする。そんな出会いや別れから何が心に遺っていくのかなあと考えさせられた、ショートムービーを紹介するブログ。



ヒトは生きていく中で幾度となく出会いを通じて、喜びだけじゃなく悲しみににも苛まれていく。その中にはただ生きていくことさえ辛く感じたり、なんで自分ばかりが?と苦しみばかりが心を痛めつけることもある。


そんな時、他人との出会いがもたらす癒しや赦しは一体どこから来るのか?




《『彼方に〜The After』のあらすじ》



ロンドンで企業の重役をしているダヨは、

凄惨な事件で家族を失った後、ライドシェアサービスのドライバーとなり、

友人やソーシャルワーカーとの連絡を断つ。


彼は仕事の合間に家族の写真にむかい悲観に暮れつつ、

様々な客を乗せてストイックに運転手を続ける。


ある乗客を乗せたことをきっかけに、

自らの悲しみと向き合うことを余儀なくされる。







監督のミサン・ハリマンは写真家でBLM運動などの社会活動家でもあり、この作品が短編映画監督としてのデビュー作。主演のデヴィッド・オイェロウォは『グローリー』『インターステラー』『ミッドナイトスカイ』など数多くの話題作に出演していますが、監督の写した作品との出会いから縁を結んで、この作品への出演を決めたそうです。



写真家の監督らしく映像の中に繋がるワンシーンがとても美しく、その中に込められたメッセージを紡ぐデヴィッドの佇まいや表情は流石のものです。




【人生とは理不尽の中に輝きを見つけ出す旅のようなもの】

ダヨ(デヴィッド・オィエロウォ)はロンドンで家族と過ごす時間も削りつつ、忙しい毎日を送る企業の重役。


幼い娘のローラと会った時も共同経営者の友人からの電話で打ち合わせの催促があり、なかなかゆっくりとは話せません。そんな時、四つ角を走り抜けて来た自転車に跳ねられそうになり、すんでのところで娘をかばったことでもしぶつかっていたら?と動揺するダヨ。



そこから思い直して、打ち合わせを延期してローラのバレエの発表会に行こうとした矢先、襲いかかった白人の通り魔に襲われたローラが殺され、錯乱した妻は娘の後を追うように飛び降りてしまうという、衝撃的なプロローグで短い物語は幕を開けます。




幸せな日々はダヨの手をすり抜けるようにこぼれ落ちてしまった…




次の場面では一年後、立体駐車場の屋上に車を停めて挿しこむ西陽の中で俯くダヨは、ヨレヨレのTシャツとジーンズ姿でヒゲ面。そこにはかつての颯爽とした様子は微塵もありません。



彼は友人からや彼の精神状態を心配するソーシャルワーカーからの留守番電話を聞くばかりで、それに応えようとはせずにアプリのライドシェアドライバーをして暮らしていました。客からの連絡が来る間、彼はここに来て家族の写真を見ながら楽しかった思い出に浸ったり、「どうしてあの時…」と後悔するばかり。







【他人との出会いが自身の人生を映す鏡になり】

そんなダヨのタクシーに乗ってくる客たちもさまざま。


サッカーの試合帰りの父親は息子の活躍を運転するダヨに伝えますが、何も応えようとしないダヨを「この人聞いてないよ」と呟く少年。けれどダヨは「あの時ローラの発表会に行けていたら」という想いに胸を押しつぶされているのかなあ?なんて想像してしまう表情のまま。



さらには好きな人を相談し合う若い女性二人や倒れたらしい親の容体を気にかける姉妹、あるいは仲が良く楽しげな若いカップルもいれば影の漂う老夫婦も居て、その車内では様々な人生が交錯するから何かを感じているらしいこともダヨの表情からも読み取れます。




あの時握った手を離さなければ良かった




ある時不意に現れた予約客は、小さな娘さんを連れた夫婦で車内では言い合うばかりの二人にいたたまれないダヨ。目的地で荷物を下ろすと背を向けて辛そうな、そして怒りを堪えるような表情が強張っています。



そんなダヨに訪れる不意の出来事は、ぜひ作品の中でご覧になってそれぞれが感じたことを噛み締めて、大切に味わってみてください。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います



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