おざわやの代表のブログです
2024.05.30
この映画はどこかでオススメに上がってきたのを見て、「あまり見ない邦画だけどジャズピアノが題材だし、なんだか期待持てそうなジャケだな〜」というくらいの軽い気持ちでU-nextの配信で見てみました。
でもジャズピアニストとしての夢を追う青年のストーリーというのは良いとして、ストーリーや展開が何だかあっちこっちしてしまい、最後には何だかよく分からないオチという邦画に良くありがちなおチャラケ作品に思えてしまって「やっぱり邦画は苦手だな〜」という印象。
昭和63年の年の瀬。
夜の街・銀座では、ジャズピアニスト志望の博が
場末のキャバレーでピアノを弾いていた。
博はふらりと現れた謎の男にリクエストされて、
“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、
その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。
“あの曲”をリクエストしていいのは銀座界隈を牛耳る熊野会長(松尾貴史)だけ、
演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト、
ミナミ(池松壮亮、二役)だけだった。
夢を追う博と夢を見失ったミナミ。
二人の運命はもつれ合い、予測不可能な“一夜”を迎えることに・・・。
そして見終わった後に分かったのは、このストーリーは現役のジャズピアニスト南博さんが自叙伝として若き日を振り返った原作が元になっていて、それを大胆(過ぎるほど)にアレンジしてしまったのは数多くの監督作品のある冨永昌敬さんと脚本家の高橋知由さん。
そしてジャズピアニスト志望の博と銀座の敏腕ピアニストのミナミを俳優の池松壮亮さんが一人二役で演じ、作中では「ゴッドファーザー」を自ら演奏されているそう。そしてそんな原作を知っている方のレビューを見て、低かった評価が少しだけ上がりました。
その後原作を取り寄せて読み始めると、バブル全盛期の東京にジャズピアニストの夢を叶えるため状況した南さんの過ごした日々が描かれていて、そりゃもうめちゃ面白い!無鉄砲に飛び込んだ銀座の夜の世界で過ごした3年間が、その華やかさの裏側までも赤裸々に描かれていてバブル時代を知る者としては、あっという間に読み終えてしまうほどでした。
タイトルにある「白鍵と黒鍵の間」については映画の中では特に語られませんが、原作ではピアニストがイメージする音が出せないことを表現するところで使われているもの。そして映像から感じたのはひたむきに夢を追っていた若き博と、3年の月日で銀座に埋もれてしまいそうなミナミを同時に描くアクロバティックな演出も、そんな白鍵と黒鍵に準えたものだったのかも?と思ってしまいます。
自らの弾く演奏なんて誰も聴いていない中、そんな演奏に慣れてしまうことに危機感を持つミナミ
クライマックスに向かう辺りからの更にアクロバティックな演出は別としても、その当時この華やかな街で起こっていた現実は、それ自体が何かの演出じゃなかったの?と思ってしまうほど映画以上の凄い世界。とてもお洒落なように見えて陳腐で、すべてが虚飾や虚構の中に起こっていた滑稽な夢物語のようです。
そんな信じられない現実の世界観を落とし込んだからこその、アクロバティックな展開や演出であると思えば、なんでもアリだったバブル時代をとてもよく表現しているとさえ思えてきてしまいます。
まだうぶな博が、銀座の住人となった3年後のミナミとすれ違うストーリー
この作品は出来れば原作を読んでからの方が、この出鱈目な展開をそのまま笑って見ることが出来るかもしれません。僕も南博さんの青春物語を読んだ上で、今一度映像作品に向き合ってみようと思っています。
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