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おざわやの代表のブログです

》分かり易さと分かりづらさの功罪とは?

2024.07.11

注目されていた都知事選は現職の圧勝に終わったものの、対抗馬と見られていた蓮舫議員を拭いて2位に入ったのは元安芸高田市長の石丸伸二さん。そのSNSを駆使した選挙手法などから感じたことや、その後のマスコミの対応に思うことをブログに。



ここしばらく世界では政治的な変革がどんどん起こっています。イギリスで与党の保守が14年ぶりに大敗して労働党が圧勝、フランスでもマクロン大統領の中道与党が極右政党の伸びを睨んで左派と組んだおかげで勝ったものの、最大勢力は左派に握られるという波乱で今後の政権運営が危ぶまれています。



さらには最高指導者が大きな力を持つイランでも、選挙の公平さをアピールするために立候補を許可された改革派のペゼシュキアン元保健相が当選して、保守強硬派候補を退けました。元保健相は女性の顔を覆う「ヘジャブ」の取り締まりに否定的で、それを受けた女性票を多く集めたと見られています。




イランの最高指導者はまさかこの人が票を集めるなんて思わず候補にしたらしい




今年11月にはアメリカ大統領選も行われる予定ですが、ここにきて《もしトラ》の心配だけじゃなく現職大統領が続投となった場合の心配までしなければならなくなり、世界中が大きく揺れていることが感じられます。



そんな中行われた東京都知事選はたかが都道府県の首長選挙とはいえ、特別会計も含めるとスウェーデンやチェコの国家予算を超えるという東京都の予算(2024年では16.5兆円)を考えると、その権限や影響力は国にも通ずるものがあると言われています。




56人もの候補が上がったことでも話題になりました




当初は現職の小池知事と対抗する蓮舫元参院議員との一騎打ちになるのでは?と見られていましたが、選挙戦が始まると話題を集めたのは元広島県安芸高田市長の石丸伸二さん。その市長時代にもSNSやYouTubeを活用した政治手腕が話題になり、しかも41歳という若さも手伝って若年層の票やこれまでの都政に対する不満を集めて、現職には2倍の票差は付けられましたが2位得票となりました。



その選挙戦中に二人が対談した様子も見ましたが、現職候補の選挙慣れした受け答えは物事をハッキリと断定せず耳障りの良い言葉を並べていたのに対し、石丸候補が断定的な物言いの「劇場型」というのが特徴的。「政治屋を一掃」と訴えたその街頭演説の様子も、以前小泉元首相が「自民党をぶっ潰す!」と訴えて当選した頃の感じに近い熱狂のようなものを感じました。




投票日前日の街頭演説で大観衆を集めた石丸氏 Yusuke HaradaーNurPhotoーReuters




【現職候補のしたたかさと対抗した候補を支えた若者たち】

そんな選挙戦で残念だったのは、元々は対抗筆頭だった蓮舫議員が「後出しジャンケン」を嫌って前に出られなかったことと、あれほど熱狂を取り上げていたマスコミが落選と同時にバッシングに変わったこと。そしてきっとこれまでと全く変わらない路線で王道を突き進む小池都政の変化の無さじゃないでしょうか。



ハッキリと方向性を打ち出すことがないままソフトな物言いで勝ち抜いた小池知事は、あえて戦わなかったことで安定表の取り込みに成功したものの、これまでと変わらない4年間をまた安定的に続けるんだろうし、そんな狸寝入りに付き合う形になってしまった蓮舫候補は石丸候補の熱狂に霞んで沈んでしまいました。




投票前日の新宿駅前で演説する蓮舫候補




石丸候補は若者に届きやすく分かりやすい言葉を並べて若年層や無党派層に食い込んだものの、その話す中身は具体的とはいえず独善的にも写り、蓮舫候補は小池都政を変革させると言いつつ具体的なその案は表に繋がらず。そして相変わらずのらりくらりとオブラートに包んだ言葉を届け続けた小池現職が、その安定ぶりを買われて続投になったことは今後の日本の政治や選挙にも何らかの影響が残るように思えます。



逆にいえば世界中がこれほど動いているのに、まだ変わらないことを選び続けることがリスクにも感じるし、世界と国内の感覚の乖離に繋がってしまうじゃないかとさえ思います。それぞれが一都民として日本国民として分かりやすい言葉の奥底を想像し、分かりにくい言葉に隠された真意を検証するような視点を持って政治に参加しなければ、今後ますます落ち込んでしまいそうな日本の未来が心配になってしまいます。





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