おざわやの代表のブログです
2025.02.15
1月末に埼玉県で起こった幹線道路の陥没事故は、その地下深くに埋められた下水管の破損によるもので、その下水管の中に落ちていると見られるトラックのキャビンは早い流れと発生している硫化水素により、救出が困難になっているそうです。
私たちが何気なく過ごしている地下にそんな下水管が埋まっていることも、そこに流れ込む生活排水から危険なレベルの硫化水素が発生していることも驚きですが、何より生きていく上で必ず必要な水の有り難さと共にその制御しきれない力の恐ろしさも感じます。
現場から湧き出し続けている下水
昨日一昨日とブログにご紹介したのは京都清水寺の貫主さまの講演会から感じたことでしたが、そもそも清水寺は清らかな滝のほとりに築かれたことからその名前になったそうです。
そんな京都といえば豆腐や湯葉に日本酒と、そんな清らかな地下水が豊富なことで知られていますが、そんな地下にトンネルを掘って北陸から新幹線を走らせようという計画が地元の反対にあっているそうで、京都府や京都市だけじゃなく、京都仏教会までもが「一千年の愚行」として猛反対しているとか。
Xへのポストにも書きましたが、本格的に東京〜名古屋間のリニア工事が進んできたことからあちこちで地盤沈下が起こって、JR側もその影響であることを認めて個別の対応にも追われているそうです。
これは埼玉の巨大な下水管どころじゃないトンネルを掘っている訳ですから、そこから地下水が流れ出て地中の水圧が下がったことによることは素人目にも明らかで、同じことを京都でもいまだ進めようとしている与党のハコモノ行政ぶりには呆れてしまいますね。
最大7.7センチ沈下したという岐阜県瑞浪市
戦国時代に織田信長や豊臣秀吉に仕えた武将として知られる黒田官兵衛は、晩年にまげを落として剃髪し、それからは「黒田如水」を名乗ったそうです。その名の元になったのは、紀元前の中国から伝わる書物の「老子道徳経」からの【上善如水】という言葉からとったもの。
その教えには
本当に素晴らしい生き方とは水のようなものである。
水は万物に利を与えているものの自らを主張することなく、
様々な器によって自らの形を変えて争わない。
そして皆が嫌がる下の方に身を置く。
水のように生きるとは、居場所を良い大地にし、
澄んだ淵のように静かな心境で居る。
仲間には仁を、語らいには信頼を、良い政治で治め、
良い仕事をして、時を失しない。
水の偉大なところは万物に準じて争わないところであり、
このため咎められることも無いのである
さらさらと留まることなく流れていく水のように生きていれば自由であり、その時や場所に応じてどんな形にも収まることが出来ると教えられています。清らかならば清らかに、下水を流されても文句を言うこともなく流して、蒸発すれば雲になって清らかな水に戻ることも出来る。
けれど大地の気の流れが高まれば人智など軽く飛び越えて、東日本大震災の様に大地を覆い尽くすような力も見せつける。今回起こっている様々な事象だって、人間の浅はかな知識など通じない水のパワーを思い知らされているだけで、そんな自然の理には従うしかない。
そんなことも説き教えてくれています。
弛まなく流れて命を育む清流のように
そんな仏さまの様にはなれないかも知れませんが、どんな風に生きたいかは選べます。
黒田官兵衛の残した『水五訓』という教えの中に、《洋々として大海を満たし、発しては霧となり、雨雪と変じ、霰と化す、凍っては玲瓏たる鏡となり、しかしその性を失わざるは、水なり》という一文があります。さまざまに姿形を変えるけれど、そもそもの性分を変えることなく大地を潤し続ける水は、ただただ利他以外には何も持ち合わせていないように思えます。
ヒトはそんな生き方ができたら、もう少しこの世界も変わるのではないでしょうか。
・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい
・跡継ぎのないお墓をどうしていくか、悩んでいる
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!
とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!