》これまでの”普通”という観念から離れよう

人間関係を煩わしく「普通は…」とか「あの人はアスペだから」なんて思わず、皆んなそれぞれ違うことを認め合えるように意識したいですね、というブログです。

仕事だけじゃなく日常生活でも人間関係がギクシャクしたり、もつれてしまう始まりには「距離感の違い」が大きく影響することがあります。そんな時「普通はこう考えるものだよね」とか、「あの人はアスペルガーっぽいから」と周囲の人たちが陰口を叩いてたりしまったりすると、言われた人が集団の中から孤立してしまう場合があります。

でもよく考えてみればそれぞれの家庭や生活、そして何より育ってきた環境が違えば価値観が違うのは当たり前で、同じ価値観の人間がいるほうが貴重なこと。大きな違いを感じても相手の立場になって考えてみれば、そこには仕方のない事情だってあるかも知れません。

人それぞれには生き方のカラーや考えの違いがあって当たり前

そもそもヒトには集団の中に所属して安心したいという欲求があり、それは「私を認めてほしい」という承認欲求にも繋がります。でも厄介なことにそんな”集団の中で優位に立ちたい”という権力欲求を持つ人も居て、それが本当にリーダーシップのある人ならまだしも、他人を貶めることで優位に立とうとするタイプの人も居て、”他人を思いやることが負け”だと思ってしまったりもします。

まさに人それぞれで「色々な人がいるよなあ」と大局的な目線で見られればいいのですが、やはりそんな人の周りには「そうだよねえ」と相乗りしてみたり「そうなの？知らなかった！」と噂話に乗せられそうな人たちが集まっていて、他人に合わせることが苦手な人の場合はその末にハブられてしまいがちです。

【誰もがみな”自分は普通”だと思ってしまう】

ヒトは脳の構造上、論理的に思考することは出来たとしてもそのままを行動に移すことは難しく、まずは感情から先に動いてしまうものです。目の前の誰かから「アノ人は〜らしいよ」と告げられれば”自分は信頼されているけどアノ人は違うらしい”と感じて、「へーそうなの」と自分は仲間に入れたと感じてしまうもの。

そしてより多くの意見が集まるほうが一般的だと思って、少数派のことは「普通じゃない」と感じてしまいやすいものです。でも考えてみればヒトはそれぞれが皆んな違う部分を持っていて、多数決で”普通”を決めてみても何も意味はありません。

そして何よりも”普通”でいることにそれほど価値があるのでしょうか？

1人が好きなヒトだっていますよね

そんな風に集団を全部括ろうとするよりも、より様々でバラバラに感じる人たちが集まっている方が面白い考えだって生まれるし、自分が他の人と違う部分だって隠さず曝け出せるはず。目の前の誰かのことを「僕とこんなに違うんだね！おもしれー！」って楽しむように認められれば、自分だってより自分らしく居ていいと自己承認することにもなります。

誰もが”違ってるのが普通”と思って、違いそのものを楽しんでいけたら素晴らしいコミュニティーが出来上がると思いませんか？

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