おざわやの代表のブログです
2024.12.07
近年、多くの史実とされてきた歴史認識が歪められてきたということが、研究家たちによって明らかにされてきています。今年6月の国語の授業でも柿本人麻呂の詠んだ和歌から、国内外で荒れた時代を治めるために祈りを込められていたことや、それによって藤原京への遷都や天皇家の血筋が守られたことなどが読み取れる事を学びました。
昨夜の土井謙次先生の授業でテーマとなったのは、【日本人の99%が知らない豊臣秀吉の本当の姿となぜ史実が正しく伝わってこなかったのか?】ということ。これまでも豊臣秀吉がその権力を失っていったのは朝鮮出兵の失敗だったという事は知られていましたが、近年言われてきたのは日本を統治しようとするスペインやポルトガルなどの西欧諸国から明を守って遠ざけるため、という事も聞いた事がありました。
教室は土井先生の授業を楽しみに集まった生徒でほぼ満席に
まずはその前半の授業では、豊臣秀吉が行った施政によって現代にまで繋がる多くのことが定められて、主に《太閤検地・通貨政策・刀狩令・文化の保護・対外政策》の5項目によって乱世の世を平和に近づけようとしていたことなど、優れた政治手腕について学びました。
そしてこれまで伝えられてきた秀吉の姿が自己顕示欲の強さだったり残虐非道だったなど、本当の姿とはまったく違っているのはなぜか?ということを後半で明らかにされてきたことで驚き、さらにそうなった原因までハッキリしてきたことでまたビックリ!
茶の湯を愛して文化を守り、何より農民を大切にした秀吉
外国貿易の有益性から九州でのキリシタン(キリスト教信者)を広める事を大目に見てきた秀吉が、実際にその様子を見に行ったところで知った現実は、多くの領地をキリシタンが借金の抵当に奪い取っていたことや、生活に困った農民を安く買い受けて海外に奴隷として連れ出していたこと。
そして当時イスパニアが統治していたフィリピンはまさにこうした手口によってイスパニア総督府として納められていた事を知り、また明(中国)を通じて日本を統治しようとする動きも察知して朝鮮へ出兵。それに先駆けてまずは奴隷貿易を禁止させて、その後バテレン追放令を出してキリシタン領となっていた土地も没収するなど、対外政策に重きを置いていきました。
当時の日本は西欧諸国が恐れるほどの軍事大国で、戦うより内側から崩そうとしていた西欧諸国
そして当時50万人とも言われる日本人が奴隷として海外に売られていったという事実が現代の教科書にはほとんど載せられていないのは、第二次世界大戦後に駐留したGHQが7千以上の書籍を焚書(ふんしょ)として焼き払った中に、そんな史実を伝えるものが入っていたこと。そしてそれらの書籍を選別したのは、キリスト教系の東京大学の教授たちであった事も分かっています。
つまりは宣教師たちが奴隷貿易に関わり、東南アジア列国を統治するのにも一役買っていた事を隠したかったということで、奴隷についてはローマ法王が謝罪した事もあるということさえ我々日本人は知りません。
焚書の選抜に加わったひとり、尾高邦雄は渋沢栄一の孫
これまでイメージだけで悪く捉えていた秀吉像が後の施政者によって歪められていたことは想像できても、まさか同じ日本人の中にもこうした歴史歪曲を進めた人たちが居たこと。そしてそれを鵜呑みにした近代史をもとに、自分たちの歴史認識が作られてしまっていたことには驚きます。
そしてそんな史実は今でも教育されていなくても、近年の海外発信ドラマの中では描かれているという歪みにも驚きます。今年エミー賞を獲得したことで話題となった『SHOGUN』ではフィクションとして描かれながらも、宣教師たちの暗躍や奴隷貿易の様子も確かに描かれていました。
ポルトガル、スペイン、イギリスが植民地を奪い合っていた時代だった
日本では古くからの歴史に比べて、近代史がほとんど教えられていないことはこれまでも疑問に感じていましたが、いまだにそんな情報操作が残っていることは是正されるべきだとも思います。
そして土井先生曰く、「こうした新しい歴史認識についての論文が出されると、あっという間にその内容はYouTubeの動画になって配信されるので、書籍化されるよりも速く知ることができる」そうです。そうしてみると学校で教えられることだけが事実だった僕らと違って、現代の若者たちの方がよほど正しく認識できているのかもしれませんね。
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