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》おもしろ学校で知った“博物館にはマニアがいっぱい”

2024.08.09

博物館とは来館者に見せるためだけじゃなく、収集物の調査研究を通して教育普及に活かす機関であり、知れば知るほど興味深い事実を知ることができる場。そしてマニアが沢山いる場だということを知れましたというブログ。



今回8月3日のおもしろ学校で2回目の登壇となったのは、豊橋市自然史博物館で脊椎動物の調査研究にあたっておられる学芸員の安井先生。今回はそもそも博物館とはどんな役割がある機関で、普段どんなことをされているかを教えていただくと共に、後半では学校などで実施している骨格標本を持ち込んでの骨についての出前授業をしていただきました。



安井先生は脊椎動物の調査研究が専門とは言いながらも「実は動物が好きな訳ではなく動物の骨を調べるのが好きなだけです」とのことで、重要な仕事は死体集め。連絡をもらって動物園に行くときは主に”死体を貰いに行く”ときだけで、そんな時には悲しむ飼育員さんの前では《ニンマリしてしまう》のを我慢しているくらいだとか結構なマニアっぷりです笑




動物園で死んでしまう動物は研究のためには貴重




そして博物館のある豊橋市は広く半島から海に面していて、そんな浜辺に打ち上げられる動物も貴重な研究材料で、鯨類や海亀などの死体は周辺の環境の変化を知るためにも重要だそうです。




打ち上げられたイルカやオサガメに《ニンマリ》な安井さん笑




他には道路で車に轢かれる野生動物なども集められたりするそうで、車にはいつも収集セットが積まれているほどだそうです。そうして集められた死体を骨格標本にするのも重要な仕事で、そんな骨格からそれぞれの動物の生態を調べるとともに野生動物の売買が厳しくなっている近年では、集められた標本を将来への貴重な資料として保管するのも大切な役割。



そしてどうしても我々のような一般の人からすると博物館で見るのは、生きていた時の姿を再現した骨格を思い浮かべてしまいますが、それは交連(こうれん)骨格標本を呼ばれるもので、あくまで鑑賞用。収集して研究保管するための骨格はバラバラに分離した標本で、細かな部分まで計測や調査するためにはこちらの方が大切だそうです。




あくまで調査研究機関が博物館に求められている仕事




もちろん発掘される化石や洞窟などに残された遺骨も大切な資料。


先生がお勤めの豊橋市自然史博物館には大昔にこのあたりに生息していた動物の骨も保管されており、そんな中には今では北海道にしか居ないヒグマや、東南アジアにしかいないトラやシンリンオオカミの骨もあるそうでビックリ!



でもそんなのも先生曰く「生物学的にいえば、たった1〜2万年前のことですよ」とのことで、地球の46億年や5億年余りの脊椎動物の歴史からすればつい最近のこと。ただしそんな移り変わりには環境の変化なども大きく関係しているので、資料として貴重なのはその生態だけではないということがよく分かります。




授業の最後には学校への出張授業の一部も




そして学校への出張授業や資料の貸し出しも大切な博物館の役目だそうで、この日はウサギと猫の頭蓋骨を持ち込んでいただいて、骨から見た肉食獣と草食獣の生態の違いについてもレクチャーしていただいて、3回していた子供たちは大喜び。



さらに僕としては授業後の給食交流会も楽しみで、世界各地から発掘されるネアンデルタール人やデニソワ人の骨について伺うとともに、先生としても興味があった日本のお墓の歴史についてもディスカッション。そのどちらの話題にもマニアらしく繋がる部分があり、授業以上に楽しい交流会になりました。




夏休み中は鉱物を紹介する企画展やリアルのナイトミュージアムが開催中とか!




先生とはぜひまた別の機会にも熱く語り合ってみたいと思いました!





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