》この時期に現れやすい不定愁訴って知ってますか？

先日鍼灸師から初めて聴いた「不定愁訴（ふていしゅうそ）」という言葉から、体調を崩しやすいこの時期に気をつけるべきことを知りました、という健康に関するブログ。

毎月一回欠かさずに通っている鍼灸サロン。

ヨガ講師をしている中学の時の同級生が施術してくれるのですが、調子が良くても悪くても、全身を調整しつつ自分の体の調子を知るために通っています。先月は腰の調子が悪くなったので、普段は使わないような長くて太い鍼（ハリ）を打ってくれましたが、今月はいつも通りに全身を調整する程度で、「今回は腰も柔らかくなってるから随分良くなったね」と言ってもらえました。

でも正直まだ全快とはとても言えない状態なので、これから寒くなるこの時期はさらに注意が必要です。

普段は髪の毛ほども無いハリを打っているそうです

施術後にお茶をいただきながら話していると、「最近不定愁訴を訴えるお客さんが多くて」と言われて知ったのが表題の言葉。これは医療用語のようで「ふていしゅうそ」と読んで、病気とは言えない程度の症状を指すそうです。

具体的には頭や身体が重かったり、なんとなくイラつくとか食欲不振に肩こりなど普段の生活で感じる不調全般のことらしく、西洋医学では測りようの無い状態であるものの、それを放っておくと本格的な病気にうつってしまうこともあるそう。

男性にも起こりえる更年期の症状もこれに当たるとか

【季節の変わり目には起こりやすい身体の不調】

こういった不定愁訴は寒暖の差だったり、昼夜のバランスによっても引き起こされるもので、最近言われるようになってきた男性の更年期症状もこんな時期に起こりやすいとか。どうしても他人から見て分かるような顕著な不調ではないので、当人にとっても軽い不調ということで無理してしまいそうな状態ではあります。

こんな状態に気づいたときに出来ることとしては、やはり生活のバランスを整えること。もちろん鍼灸など東洋医学で調整するのもいいですが、食事や睡眠をリズムよく整えることや軽い運動を生活に取り入れること、そしてリラックス出来る時間を取ることも大切です。

元々は仏教の修行であるヨガも効果的だとか

日常にヨガを取り入れるのも効果的で、元々は仏教の修行の一つとして始まったヨガは、決して凄いポーズをキメるのが目的ではなく、心身を整えるのが一番。そして毎日行うことで、身体の状態に自分で気づくことができるという良さもあります。

そもそも不定愁訴だって、忙しすぎる毎日を過ごしていれば気づくことさえないような細かな不調ですが、自分の身体からの訴えに気付けるのは自分でしかありません。

一番の健康対策は普段から自分の身体に意識を向けて、些細な不調にも気付けることなのかも知れませんね。

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